新幹線は、日本が世界に誇る高速鉄道。東京から大阪、さらには北海道や九州まで、数時間で結んでくれる便利さと快適さは、出張にも旅行にも欠かせない存在です。

 

そのため、新幹線には多くの人が思い描く“あるある”のイメージがあります。

 

車内販売で買うあの有名なカチカチアイス、車窓から見える雄大な富士山、静かで落ち着いた車内アナウンス、そして旅情を感じる駅弁タイム──。雑誌やテレビでも「新幹線あるある」はよく語られますし、友人同士でも「あー、それわかる!」と盛り上がる話題の宝庫です。

 

しかし、実際の新幹線旅では、その“あるある”が思ったように起きないことも少なくありません。

 

車内販売は近年どんどん縮小され、路線や時間帯によっては存在しないこともあります。富士山は天候や座席位置の影響でまったく見えないことも多く、写真どころか影すら拝めない場合も。駅弁は出発前に慌ただしく買い込み、乗車したらすぐにパソコンを開いて仕事──なんてケースも珍しくありません。

 

「新幹線=旅の優雅な時間」というイメージは、乗ってみると意外な現実と直面するのです。

 

✅ よくある「新幹線あるある」:

  • 富士山が絶対見える

  • 車内販売で名物アイスを買う

  • 通路側に座ると必ず隣の人のトイレで立たされる

  • アナウンスの声が心地よくてつい眠くなる

  • 出発時の加速にワクワクする

 

❌ 実際は…:

  • 雲に隠れて富士山はゼロ景色

  • 車内販売がない便も多く、名物アイスにありつけない

  • 隣の人が一度も席を立たないこともある

  • アナウンスより隣のキーボード音が耳に残る

  • 加速を感じる前にPCを開いてメールチェック

 

気分は高鳴るよね:
新幹線は間違いなく便利で、移動のストレスを減らしてくれる存在です。

でも、よく語られる“新幹線あるある”は、必ずしも全員が経験できるわけではありません。むしろ、天候や座席位置、乗車する時間帯、さらには列車の設備や運行方針によって、印象は大きく変わります。

 

「富士山が見えると思ったのに、ずっと雲とビルだけだった」「楽しみにしていた車内販売がなかった」「駅弁を味わう余裕がなく、結局家で食べた」──そんな“ないない”経験も、後から振り返ればちょっとした旅のエピソード。

 

新幹線は“あるある”だけでは語り尽くせない面白さがあります。

あなたの中にも、「あ、これ私だけ?」という意外な新幹線体験があるのでは? ぜひコメントで教えてください。

きっと誰かが共感してくれるはずです。