食べ放題と聞くと、多くの人が「今日は絶対に元を取ってやる!」と闘志を燃やして会場へ足を運びます。
入口で目に飛び込んでくる豪華な料理の並び、キラキラと照明に映えるスイーツ、山盛りの肉や海鮮…まさに食欲のテーマパーク。
開始前から作戦を立て、「まずは高単価な肉や刺身から攻める」「炭水化物は後回し」など、頭の中では完全な勝利シナリオが描かれています。
しかし、いざ皿を手にして料理を取り始めると、最初の盛り付けでついテンションが上がりすぎ、食べたいものを全部乗せてしまうのが人情。結果、見た目も味も重たい組み合わせが完成し、スタート20分で胃がずっしり…。
しかも、食べ放題の魔物はそこからが本番。
「おかわりいくぞ!」と立ち上がった瞬間に、急に視界が揺れ、胃袋がストライキを起こし始めます。
計画していた高級メニューは半分も食べられず、最後はなぜかカレーやうどんなどの“おなじみの味”でフィニッシュ。
さらにデザートコーナーで「別腹!」と豪語するも、1~2品で限界到達…。
気づけば周囲はまだ戦闘態勢の人もいる中、自分だけコーヒーを片手に放心状態。
「次こそ戦略的に食べよう」と心に誓うも、その誓いは次回また同じように破られるのです。
✅ よくある「食べ放題あるある」:
-
高い食材から順に攻めると決めている
-
皿の上が“好きなもの全部盛り”でカオス化
-
店内BGMと香りで食欲がさらに加速
-
デザートのためにスペースを空ける計画を立てる
-
終盤は「もう少し…」と詰め込み根性発動
❌ 実際は…(ないない):
-
最初の2皿で満腹になり作戦崩壊
-
高級メニューは視界には入るが手が伸びない
-
炭水化物でお腹が埋まり後悔
-
デザートも2品でリタイア
-
食後は動けず、帰り道が修行のように感じる
カレーのにおいが罠なんだよな:
食べ放題という響きには、人を戦闘モードにさせる不思議な力があります。
「今回は本気で元を取る!」と意気込み、最初の一皿に全力を注ぎますが、そのテンションが裏目に出るのが常。
胃袋には物理的な限界があり、スタートダッシュが早すぎれば、あっという間にキャパオーバーに。
さらに、食べ放題の罠は“選択の自由”という名の誘惑。
本来は計画的に進めるべきところを、色とりどりの料理を前にすると冷静さが失われ、結果としてペース配分が崩れます。
そして必ずといっていいほど訪れる「もう無理…」の瞬間。
このときの後悔は、その場だけでなく、帰宅後の体重計や翌日の胃もたれとしてもしっかり現れます。
しかし、それでも食べ放題に人が惹かれるのは、そこに“勝負感”と“非日常感”があるから。
自分の限界を試し、成功も失敗も含めて一種のイベントとして楽しめるのが魅力です。
次こそは完璧な作戦で挑む…そう誓いながら、また次の食べ放題の予約ボタンを押してしまう。
あなたの食べ放題必勝法、そして失敗談、ぜひコメントでシェアしてください。