先日、用事を済ませ帰宅をした時のこと
私はいつもの様に自家用車から荷物を下ろす為、家と車を行き来していた
今日も帰宅が嫌だなぁと思いながら作業をしていると、夕闇の中、向かいの山の方から葉っぱを地面で擦るような音が聞こえてきた
私はそう思いながらも自分の家事をする為に自宅へ入った
一度自室へ戻り戸締りをしてカーテンを引いている時に視界にとらえた義父の姿
まさかの義父、中々の大きさの木を切った様子で夕闇の山から木を担いで下りてきた
私、驚き。
というのも、去年義父は脳梗塞を発症していて当時はお箸がしっかりと持てないうえに、歩くことも足元がおぼつかない程であった
病院に行っても何もせずにそのままの状態で、義母は自分の事ばかりで義父の事には無頓着
しかし、現在
先にも綴った様に脳梗塞など無かったかの様に枝を切ったりハシゴに登ったりしていた
夕闇から木を担いで山から下りて登場した義父に心底驚いた
自分の好きなことを日常でやって復活した義父
私の居場所をどんどん狭くしていく義父
あっぱれだよ
元ベテラン介護士的に思うこと
日常で動作をすることでリハビリしていくことの凄さを身に染みてよく分かった
でも私の家から出たい願望はますます強くなるばかりだよ
義父強し