そばのレシピが終わって、今回からそば以外の料理に移ります。
第1回は卵料理の代表格、だし巻きです。この料理、居酒屋時代から作っているけど、オーダーする人って主婦層が多いって知っていました。家庭でよく作ると思うんだけど、なんでわざわざ店で注文するんだろうっていつも思っています。
まちやのものは、寿司屋のレシピの応用。単純な料理ですけど、卵の返し方がポイント。巻くんじゃなくて畳むんです。プロは菜箸でちゃちゃっと返します。
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■だし巻き
材料
卵3個、混合だし大さじ3、グラニュー糖大さじ2強、塩適量(耳かき1杯よりちょっと多いくらい)
作り方
①卵をボウルに割り入れて、グラニュー糖、塩を入れて混ぜる。これに混合だしを入れて、さらに混ぜておく。
②玉子焼き器に不織布製のペーパータオルにつけたサラダ油(分量外)をひいて、火にかける。菜箸の先に卵液をつけて玉子焼き器に触れてみて、ジュッというくらいまで熱したら焼き始める。
③卵液を卵焼き器に広がるくらい注ぐ、すぐに菜箸で全体を向こう側から手前側に寄せて、だし巻きの芯にする。
④向こう側にサラダ油をひき、卵を向こう側に移して、手前側にもサラダ油をひく。温度が上がってきたら、卵液を注いで、向こう側にある卵を持ち上げて、卵液がいきわたるようにする。卵が焼けてきたら、泡をつぶしていき、向こう側に菜箸を入れて、玉子焼き器を手前から向こう側に動かすと同時に下から上にあおって、向こう側から手前側に卵を返す。下から上に円を描きながら放り上げるようなイメージです。この動を繰り返して3つに畳む。
⑤④を繰り返していき、最後の2回は2つに畳む。焼き上がったら、玉子焼き器の上に巻きすをのせて、玉子焼き器ごとひっくり返して、卵を巻きすで包んで形をととのえる。
⑥焼き上がった卵を4つに切って、盛り付ける。大根おろし(分量外)を添える。
料理のポイント
①卵を混ぜすぎるとコシがなくなってしまうので、白身完全に溶かないで少しコシを残すようにすると弾力がよくなります。
②畳む時は、大袈裟なくらい大きくあおるとうまく畳めます。慣れてくると小さな動きでできるようになります。
③卵の焼き加減は好みによります。画像のようにまっ黄色が好きな人、焼き目がついた方がいい人、それぞれです。もちろん、焦がしてはいけません。
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ふーっ、調理の動きを文章にするって、とっても大変。理解しづらくてゴメンナサイ。。。