お彼岸を迎え、観測史上最高に暑かった夏が漸く終わった感じ?
九月は、浅草浅草寺の“薪能”を皮切りに秋の鑑賞シーズンを楽しみにしていましたが、
10日からの一週間は4回のお泊りを含めて夫婦での実家通い・・・。
ボランティアのお仕事も、少し忙しくなってきましたが、この10月で一旦閉場になる三宅坂の「国立劇場」へも、時間を見ては足を運んでいます。
特に「小劇場」の方は、昔“琉舞”をしていた頃
何回かお世話になったこともある懐かしい劇場で、今回文楽最終公演は「菅原伝授手習鑑」でしたが、四段目(北嵯峨の段)と五段目(大内天変の段)は、五十一年ぶりの上演で、能楽“雷電”とのつながりも感じられ、価値ある鑑賞になりました。
東京での文楽はここでしか見たことがなく、これからどうなるのでしょうか・・・。
「大劇場」の歌舞伎公演は“義太夫狂言”の
(妹背山婦女庭訓)だったので、文楽の名作を歌舞伎で楽しみました。