必然で始まった喜びも
君が強く言い切った永遠も
会えば弾んだ会話も笑顔も
求めてはきりのない快楽も
分け合った二人だけの秘密も
あまりに悲しい突然の過ちも
流した涙も、不安も、本音も、後悔も
そして
心変わりの君が見せた表情も
惨めに縋る愚かな自分も
完膚なきまでに折られた心も
見え透いた上辺だけの甘い戯言も
自惚れも、勘違いも、屈辱も、別れも
過去にどんどん投げ捨てて
今、悲しい決意をした激情も
君の現在、あるいは未来に対する嫉妬も
これからの二人の関係さえも
過去になりここから遠く離れていく
ゆっくりと、止まる事なく
少しずつ見えなくなって
遥か彼方の出来事のように
何もかもがただの記憶になる
そこには良いも悪いもなく
正しいも間違いもなく
それを意識する事すらなく
一切は過ぎ去っていく
いつかまたと手を振って
静かに、流されよう