リポビタンDチャレンジカップ | 斉藤祐也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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ラグビー元日本代表選手。東京高からラグビーを始め、明大に入学。卒業後はサントリー、コロミエ(仏)、神戸製鋼、豊田自動織機でプレー。日本代表は通算14キャップ。2003年W杯代表。2011年、引退。2013年 株式会社Ychante、株式会社コーディネーション・アカデミー設立。

リポビタンDチャレンジカップ第3戦 アイルランド戦は13-35でした。
主力が抜けているとはいえ、世界ランキング3位のチームは本当に強い。

1回目の敗戦と大きく変わったのはディフェンス。早いプレッシャーと2人目の仕事量、起き上がりの速さです。

序盤に与えたトライは、惜しくもターンオーバー後にパスミスから生まれたもの。
1つのミスを得点に繋げられるのがこのレベルであり、いかにミスやペナルティーを減らすかですね。
アンストラクチャーからトライに結びつけるには、スキルの正確性、一人ひとりの判断力と反応が重要です。

戦術的なことは、前回のワールドカップのイメージが強いですが、今は進化の時。良いものは継続し、新たなアイデンティティも必要です。

また若いメンバーがビッグゲームを経験できたことが大きい。
唯一大学生である野口選手は落ち着いたプレーで今後の成長が楽しみ。
ピークは2年後。どんなチームになるのか!

1つスタジアムで嬉しかったこと。
後半、レフリングミスに対して観客から大きなブーイングがあり結果、TMOによりペナルティーでジャパンボールになりました。
スタジアムが赤く染まる光景や正確なブーイングなどが海外のホームチームの雰囲気に似ていました。
2019年には観る側も進化していることでしょう。ホームの力は、フィールドに与える影響が大きい。
応援しましょう!!

試合後、選手はスーパーラグビーのため南アフリカに移動し三連戦。
タフなゲームが続きます。頑張れ!!日本の選手達!