織機9節 結果 | 斉藤祐也オフィシャルブログ Powered by Ameba

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ラグビー元日本代表選手。東京高からラグビーを始め、明大に入学。卒業後はサントリー、コロミエ(仏)、神戸製鋼、豊田自動織機でプレー。日本代表は通算14キャップ。2003年W杯代表。2011年、引退。2013年 株式会社Ychante、株式会社コーディネーション・アカデミー設立。

第9節、NEC戦は17-29敗戦しました。



出場時間は短かったものの怪我の心配はなく、次節はフルで勝利を狙う。



次節で戦うトヨタは昨日、昨季覇者の東芝に勝利した。



勝つことは簡単ではないが、勝負はやってみなければ分からない。トップリーグ初のトヨタダービー、盛り上げたい。



織機は初戦の勝利から敗戦を続けているが、チーム力が上がってきているのは事実。トップリーグで勝つことの難しさを痛感しながらも、中堅処には良いゲームができるという自信がついてきている。初めてスタメンに立つ選手も遜色ない動きができるし、チームの底上げ、この経験は今後のチームには大きな力となる。



ただ良いゲームをしているだけでは残留は遠い。全てのチームが格上だからといって勝ち点を増やすという考えでなく、勝利を手にしなければならない。



ゲームには「流れ」がある。良い流れを感じているときはアタックをしていてもディフェンスでも全てがうまくいく。だがその流れを断ち切ると、忽ちピンチを招いてしまう。クボタ戦でも感じたように。



ゲーム中、数ある選択肢を最良なものをチョイスし成功に近づけることだが、今は結果良い方向に傾かないでいる。



反省をそれだけで終わらせない、修正能力が求められるが、ひとつひとつ明確に判断できるよう次に活かしていきたい。





織機の強みはまとまりにあると自負しているが、これは皆が最後まで諦めず、簡単には崩れないというものだ。



これだけ敗戦が続くのも初めての経験、楽しむ余裕などないが、勝つまで諦めたくはない。



さて、本日12年ぶり対抗戦優勝を狙う、明治と早稲田の戦いがある。



選手権優勝も僕が1年生とき以来。



勝って欲しい。