どうも、むらいちゃんです。


今、帰宅しました。



今回の台風19号をうけて、30歳 独身

初めての避難所生活を送りました。


忘れたくない事があったので文字におこします。


僕の最寄りの避難所は小学校だったのですが


市の、HP。少しサイト?ネットワークが混んでるのかアクセスし辛い部分がありましたが
そこから最寄りの避難所を探して向かうことにしました。


台風が最接近するのが19時と言われていましたが



家の前の道路、16時の様子です。


アトラクションか?!言うくらい冠水しており


これはまずいかも。とその時間くらいから避難準備を始めました。


でかいカバン(コインランドリー用に使ってる


一つには衣服を詰めれだけ、そしてフェイスタオル2枚、バスタオルは5枚くらい。

一つには食料 カップ麺、お菓子、飲み物、ティッシュ一箱、ウェットティッシュ。

いやー飲み物がばちくそ重くて肩千切れるかと思ったです。

リュックには、ハサミ、歯磨き、マウスウォッシュ、ルームスプレー、筆記用具、パスポートやら財布やら すぐ使えるもの等、


後 タコ足配線の充電器セット一式。

停電したらアウトですが、避難所で 場所の取り合いになるならみんなで使えたのが良いし


このご時世、1人一つ以上充電したいものもあると思うので。

とにかく大荷物でした。

避難所ついた時に、どのご家族よりも僕の荷物が多かった...

きっともっと軽く必要最低限じゃないと逃げる時、特に地震とかの時はダメなのかもしれませんが

猶予といいますか、台風は逃げるまでの時間があったので急がず荷造りが出来ました。


あ、あと大事なものもいれてた



嵐さんのペンライト。停電時に使える代物です


このuntitledと5x20は自立するので便利だと


ネットの先輩方が教えてくれました、



それとボドゲ、カードゲーム。


子供らが多いやろーから と思って退屈を凌げるように!!


なんじゃもんじゃを 入れなかったを後悔しました、、、少しルール難しいやつばかり。でもどれも好評でした♡




18時すぎに家を出たときには膝下くらいまでの水の中をザブザブ歩き、5分もかからないところにある小学校へ避難。

すでに50人くらいはいらっしゃったかな 3割くらいはご老人の方で 台風、冠水、川の氾濫などを考慮して、ちょうど教室へ移動するところでして。


老人→小さなお子さん連れ→その他


独り身は、座って順番まちしてたら

1組の家族が話しかけてくれて 不安を和らげてくれました。


いやまじで 心細かった。


家族とは連絡してたけど、いうて大阪。


電話したら呑気にしゃぶしゃぶ食べよーとしてたし。まー状況全然違うからいーけど、肉食べたい、ふんがふんが。


その方はわんちゃん連れで、犬が苦手な方もいるのでって廊下での待機でした。


仕方ないか思ってたけど、都内だと 犬ちゃん、ペットNGのとこもあったようで


考えないといけないっすよね。家族やもん。



一通り 教室へ誘導したらそこからは

体育館にあるマットを二階へ運んで、ご老人達に。


率先してパパや僕のような人達でせっせと運ぶ。


文句を言ってる人が1人もいなくて、


スタッフの方も笑顔で的確な指示を出してくれてました。


そこから物資が届いたのでその段ボールを4階まで運んで配給。


ここでスタッフが

「物資あるので各自 必要な数だけ持って行ってください。」他にやらなきゃいけないことがあったのもある



やばない?って正直思いました。
もめるゾーーって。



しかし
ここもきちんとみんな並んでて
お互い声掛けしながら
協力的でした。


あー、偉いなぁって。



そんな中 一際 笑顔で子供たちに声掛けしてくれてるおっちゃんがいて
あー子供会とかのおじさんかなー思ってたら

校長先生でした。

お邪魔しました。ほんまに。


校長にも 家族やらいるのやろーに
不安にさせないよーに生徒に声掛けしてて
素敵やなぁって。


物資は、
わかめごはん 水いれて 60分後完成
うめ玄米おかゆ  そのまま食べれる
ビスケット
缶パンレーズン味
毛布


てか こんな頂けるんやって。ありがとうございましたほんまに、
あと1部屋の一つドライヤーも貸して下さって。


たぶん避難所近くに大きい消防署やらがあったのと、台風で事前にある程度分かってたからもあると思うのですが、迅速な対応して頂きほんま助かりました。 


夜になり、風の音と、雨の音と、サイレンの音と、携帯からのアラーム。


ストレスが積もっていったけど、声掛けしながら みんな仲良く僕らの部屋、図工室はわきあいあいとしてました。


途中雨漏りがしてきて 図工室のバケツやら洗面器、、なんで洗面器があったんやろか

バタバタしたりもしましたが、なんとか一夜を過ごせました。

消灯時間とかは設けられてなかったのですが、24時近くになって うちの部屋は消灯しました。


市内でも 停電してる地域は少なくはなかったのですがなんとか小学校は もってくれたのでここもラッキーだったかな。


停電なったらまた不安にもなるし、見えないのって怖くて仕方ないですもんね。


24時頃には雨風も止んでて、ちらほら他の部屋では帰宅されていかれる方もおり

確かに外に出ても水もひいていました。


ただ川の水位は下がってなかったので、念のため自分は避難所で寝ることに。


途中 1つの家族が コンビニ?自販機かな?
飲み物買ってきて下さり冷たいミルクティーが飲めて これがありがたかった。冷たいものって素晴らしい。


そして何事もなく朝になり、無事帰宅。


初日だけ、1日だけの避難所生活だったからってのも、もちろんあるかもしれませんし、ぼくも正直 心に余裕が全然あったのですが、これが一か月とか続くとなったら
体も心も限界なっちゃうんやろーなって。
たぶん2日目でもーきつかったと思う。プライベートな空間ないし、
ぼくもデリカシーなかったかもですが なるべくたくさんいろんな方に話しかけてたのですが
それがストレスに感じる方もいるかもしれないし、うん、すごく大変で、難しい。
順番が守れてた初日だけど これが続くとまた違ってくるのかもしれないし、
ただ、今回 人の温もりがほんまあって
なんか懐かしい 地域の子供会の集まり?のような
でも皆さん初対面なんすけど、境遇は同じだし
名前も誰一人お聞きすることはなかったのですが、
近所にたくさん知り合いが出来た感じがしてます。

最後にほんまに今回僕と関わって下さった皆様、市の方、ありがとうございました。
ご心配をおかけしました皆様にも感謝を。



まだまだ都内や他の地域では今回の台風で避難所生活されてる方たちがたくさんいると思います。
1日でもはやく少しは今よりも状況が回復しますように。


いのちをだいじに。