舞台オサエロ。


無事 千穐楽を終えました。


伝えたい言葉は沢山あるのですが、中々まとまらないのです、、、
兎にも角にも沢山の方に見て頂き嬉しいのと、有難い気持ちでいっぱいです。



ほんまにヘビーな内容で。
お稽古もその分大変で。
もちろん役者仲間との稽古は切磋琢磨できて楽しかったですよ!
ただ、特攻隊の方達はもっともっと大変な訓練をされて もっともっとすごい覚悟で命を懸けて
特攻されて。
ぼくらは空調の効いた部屋で
疲れたら水分をとり、コンビニでおにぎりを買いしておりましたが、
当時の皆さんは 、、ほんまどんな思いだったのでしょうか。栄養失調で亡くなる方もいたり、
戦争がもたらす死というものは、ほんとに辛いし悲しいし悔しくなります。



今回、僕は 稲島陽一という役をさせて頂いたのですが、この方にはモデルとなった方がいらっしゃり
大石清さん。
彼は17、18歳で特攻隊になり亡くなっています。
劇中のしーちゃんへの手紙。も実在しているものです。


自分が同い年の頃に腹をくくり、妹のために突入できたかって言われたら
首を縦にふることはできないし。


そんな彼に少しでも近づけたら、そして、村井優也なりの稲島陽一を、若さの中にある芯と、妹への愛、あきよちゃんへの愛、仲間への愛・信頼と、特攻への正直な不安な面というのを
観ている方に伝わればなと 演じました。

少しでも 彼らの物語が 皆さんの中に残ると伝わると幸いです。





お客様が作ってくださった出撃前の集合写真。
ありがとうございます!


ご来場下さったみなさま、応援してくださったみなさま、キャストの皆様、スタッフの皆さま、栗本さん!本当にありがとうございました。



オサエロ 8/14〜19 A班   稲島陽一役
村井優也