ふるさと納税額が1兆円を越えた、との報道がありました。宮城県では気仙沼市の返礼品が人気がある、と新聞に書いてありました。このふるさと納税制度は、菅元総理の発案とかで、「税の公平性」の点から猛反対をした高級官僚を首にしてまで始めた、との菅元総理の発言も記憶に残っています。官僚には不人気でも、庶民の人気はあるようです。
官僚と一般人の価値観が正反対の時、多額の税金を払っている私共は、どうしても庶民の価値観に同感してしまいます。
以前にフランスでは、ガソリン価格の高騰で暴動がおきました。日本では、ガソリンに➀ガソリン税(53.8円/L)、②石油石炭税(2.8円/L)、③消費税(10%)のいわゆる「二重課税」と言われる税金を払わされていて、何故か全国民が納得させられている状態です。官僚が主張するような税の公平性など始めからあるはずもなく、文句の出にくそうな所から搾り取る構図が続いているようにしか見えません。