２台目となるサーモグラフィーを設置しました。実は人手不足をおぎなうため、「当日手術患者」の皆さんに自動血圧計を設置して、測定値をプリントしたものを持って手術準備室に入ってもらいました。同時に今まで手動のサーモグラフィーでナースが体温を計っていたのですが、それを省力化する目的でサーモグラフィー（一人分計測）隣に置いたのです。発熱者は受付カウンターに置いたパソコンに表示されます。幸いにして今までの所発熱者は感知されてはいません。次の段階は、このサーモグラフィーの体温データを、そのままそっくり電子カルテに送れないか、ということです。サーバーは建物内にあって常時稼働しています。館内LANを利用して送り込み患者さんのIDで電子カルテを開いた時にポンと乗っかればいいわけで、電子カルテ屋さんにTelしました。何とか出来そう、とのことでサーモグラフィー屋さんと直接話してもらうことにしました。当院の電子カルテは他の有名メーカーさんの物とちがって、社外の色々な付属装置がつけられることに特徴があります。病棟での入院患者の検温もオムロンの検温装置を使って、無線LAN経由、電子カルテ上に温度表が出来上がりますし、手術中のバイタルチェックも日本光電の装置ですが自動で電子カル上に表示されます。 眼科で使用される有名どころの電子カルテに、この様な機能をのせるのは、調べたかぎりでは皆無です。
