カルロスゴーンの逃亡 | 佐藤裕也眼科医院のブログ

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 カルロスゴーンの年末の逃亡事件にはかなりショックを受けました。逃亡者の手助けや救出は、紛争地域や内戦状態の地域に理不尽にもとらえられた人々を救出す「正義の味方」だ、という先入観念があったからです。

 世の中には大金を積まれれば悪事に手を染める「合法組織」が堂々と存在していることがわかりましたね。今回の外国の民間警備会社は、暗殺も受け負うのでしょうか?と言いたくもなります。

 昔から「日本人の美徳」とか「罪を憎んで人を憎まず」とか、性善説に基いた諸々の考え方がありますが、ここらで根本から変える必要があるように思います。日本国内の法律も多分「性善説」に基いているように思います。第二次大戦で日本陸軍が使用した「三八式歩兵銃」は明治38年に出来たものですが、コンセプトは相手を殺さずに負傷させて戦線から離脱させる目的だったというのですから「ヒューマニズムにあふれた(?)武器」だったようです。日本国のお人よし体制はここらで返上、保釈者にはGPSを強制的に装着、常に居場所を明らかにしておく方法をとるべきではないでしょうか。保釈中の自己申告はやめて強制的監視の方が皆が納得すると思うのですが。