皆さん今日も訪問ありがとうございます
酷暑ながら早いもので8月ももう終盤。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
毎日暑いので食欲が失せ、あっさりしたものが食べたくなる…と思いきや、近年日本では食欲がなくても揚げ物や味の濃いものが食べたくなる傾向が強いということを耳にしました。
ということで本日は過去ログ(2017年度2月掲載の)食用油の内容に先日アクセスがありましたので、加筆&再掲したものをアップしたいと思います。
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食の真実を伝えたい想い 食用油
食用油はお料理する時には欠かせないものですが、その油にも化学的に精製されているものや様々な種類のものがあります。
そして酸化した油は「脳の萎縮」を進めると言われるようになって久しいですが、ではどのような食用油を使用すれば良いのでしょうか。
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一般のスーパーでよく見かける食用油は主にサラダ油ですが、サラダ油とは精製植物油の一種で指定された9種であり
菜種、大豆、トウモロコシ
ひまわり、ごま、綿実
紅花、米、落花生
これらの原材料のうち、いずれかを用いた植物油の総称です。このサラダ油もまた化学反応によって変えられた不自然な油です。
サラダ油を販売しているメーカーでは
「動物性油脂(バターなど)はコレステロールを高くするので、植物性油(サラダ油)を使った方が良い」という宣伝をしていますが、実際は違います。
一般的な食用油の製造工程には、大きく分けて「搾油」と「精製」の二つがあります。
搾油は、石油系有機溶剤のノルマルヘキサンを使用して抽出するのが一般的方法です。
精製は、リン酸やシュウ酸、中和目的で水酸化ナトリウムが添加されます。
ノルマルヘキサンはベンゼンとも言い換えることが出来ます。ベンゼンは肝機能障害などの健康リスクが指摘されているので最終食品に残らないよう除去されています。
それを条件に表示は免除されています。
(しかし、これらの石油系の溶剤は高温で加熱して気化させる時に溶剤が残る場合があり、他の物質を含めて本当に完全に除去されているのか不安は残ります。)
ベンゼンは、現在東京の築地移転問題にあがっているあのベンゼンです。
その溶剤等が使用されている油を毎日の料理に使うのはいかがなものかと感じます。
最近では金沢大学の山嶋哲盛先生が
製造過程で何度も高温処理されるサラダ油には脳や細胞を破壊する有毒物質(ヒドロキシノネナール)が
発生し、アルツハイマー病の原因になっていることを国際ジャーナルや世界の学会で発表されています。
そして何種類もの化学物質が使用されているサラダ油について世界で大きな問題に発展しているのが加工等々で生じるトランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸とは植物油に水素添加をした人工油のことです。
食品安全委員会は①植物油等の脱臭の過程において生成②植物油等の加工に際し水素添加の過程において生成③油を高温で過熱する調理過程において生成④牛など反芻動物の反芻胃内でバクテリアの働きにより生成の4つを示しています。
トランス脂肪酸はがんや脳卒中のリスクを高める恐れがあることから、カリフォルニア州ではトランス脂肪酸を含む食品を飲食店から追放する法律が2007年に成立しました。
トランス脂肪酸をとる量が多いと、血液中のLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が増えて、一方、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が減ることが報告されています。
トランス脂肪酸で健康被害となる可能性の高いものとしては
ガン、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、コレステロール疾患、リウマチ、アレルギー、うつ病、慢性疲労などがあります。
トランス脂肪酸は低コストで劣化しにくいという特徴があるため、大量生産に向いている油です。結果、多くの食品でこのトランス脂肪酸が使われるようになりました。
トランス脂肪酸は「ファットスプレット」「ショートニング」「水素化油脂」の成分表示されます。また「植物油」や「植物油脂」などの表示で添加されている場合もあります。
トランス脂肪酸含有食品の代表例はマーガリン。「ファットスプレット」の表記があります。
最も体に危険な油とされているトランス脂肪酸はマーガリンやマヨネーズ、菓子、ドーナツ、ケーキ、パンなど様々な加工食品に含まれています。
すでに欧米ではトランス脂肪酸の使用が規制されています。アメリカでも2018年までに食品添加物への使用を全廃すると米食品医薬品局(FDA)が発表しました。(日本は未規制)
海外ではトランス脂肪酸の危険性はかなり指摘されていて、全て禁止になっている国やトランス脂肪酸の含有量を表示する義務がある国もあります。
WHO(世界保健機関)はトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満にするように勧告していますが日本人の平均摂取量は0.3%と推計されています。
日本人が一日に消費するエネルギーは平均で約1,900 kcalなので平均的な活動量の場合には一人一日当たり約2グラム未満が目標量に相当します。
このことにより内閣府の食品安全委員会は「日本人の摂取量は少なく、通常の食生活では健康の影響は少ない」としています。
しかしファーストフードのポテトフライ(135g)には4.55gのトランス脂肪酸が含まれています。
ファーストフードだけでなく、他のポテトも一緒ですが、多くの加工食品やお惣菜などはサラダ油を使用しているため、平均摂取量が0.3%というのはありえません。
よほどの和食中心の生活しかしないという人以外はほどんどトランス脂肪酸の摂取量は推奨摂取量を超えているはずです。
では、どんな油を選ぶのが最適なのでしょうか。
①抽出法で選ぶ場合
ラベルの表示に「コールドプレス(低音圧搾)」と書かれているものをおすすめします。
コールドプレスとは30℃以上の熱を加えずに原料をしぼって油を抽出しそのまま瓶詰めにしたシンプルな
作り方のことです。
昔ながらの製法で抽出したしぼりたてのフレッシュな油は栄養豊富で一番安全です。
②オメガ3脂肪酸の油を選ぶ
最近注目されているのがオメガ3脂肪酸を多く含まれている油です。
特に多く含まれているのがえごま油、アマニ油、グリーンナッツオイルです。
オメガ3脂肪酸の代表となる脂肪酸がαリノレン酸なのですがとにかく効能がすごいのです。
認知症、アルツハイマーの予防、改善
学習能力、記憶力の向上
アレルギーの症状を緩和
(花粉症、アトピー、喘息など)
生活習慣病の予防と改善
(糖尿病、高血圧、動脈硬化など)
うつの予防、改善
美肌、美容効果
(えごま油とアマニ油は熱に弱いので加熱料理には適さないとも伺いました。)
本来サラダ油は危険ではなく今スーパーなどに出回っている「高温で処理されたサラダ油」が危険なのです。
実際に国産の菜種油を低温圧搾製法で作ったサラダ油は健康に良い油です。(ただほとんど出回っていません)
家庭料理でサラダ油を使用しなくても多くの加工食品で使用されているので知らないうちに摂取していることが多いです。
まずは普段の料理ではできるだけサラダ油は使用せず、健康に良いと言われる油に変えてみてはいかがでしょうか。
以上
参考文献 「サラダ油を止めれば認知症にならない」山嶋哲盛著「体をこわす添加物から身を守る本」郡司和夫著「その油を変えなさい」 内海聡著 「健康一番」他 要約
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2018年からトランス脂肪酸を含む食品が全面禁止となっているアメリカの食生活を戦後からずっと追いかけてきた日本の社会。
自身の免疫力を高めることが更に必要とされているコロナ渦のなか、私達一人一人が今ここで見直す必要があるのではないでしょうか。あなたの信じて選んだ道が、あなたの未来と真実を作るのでしょう。
ちなみに現在私は圧搾製法の「なたね油」を使用しています。値は張りますが、毎日のように口にするものなので、そしてその油でマヨネーズを作りますので、味はもちろんのこと出来る限り腸内細菌等々、体や負担のかからないものをと思い選んでいます。
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私は食品添加物(化学物質)を止めたら、わずか1ヶ月でアトピーが改善して肌がツルツルに戻りました。花粉症も治まり、偏頭痛もなくなり、低気圧が近づいたら酷くなっていた関節痛もなくなり、風邪や咽頭炎に悩まされていた日々が遠のきました。
からだも頭の中もスッキリしたように感じます。
健康診断や血液検査でもすべて数値が下がっていき良好な結果が出ています。
そのことを、なぜ病になるのか解らずに悩まれる方々や、これから生まれてくる赤ちゃんやそのご両親に"食品添加物が原因で引き起こされる病"を回避できるかもしれない道をお伝えしたくて活動を始めました。
私のやり方が全てではないし、病には他の要因もたくさんあります。一概には言えません。
しかしもし、今の状況で改善されないで、悩んでいるのならば、食品添加物や化学物質を止める生活を試してみてはいかがという提案でもあります。
ストレスと苦しみの中で不安定に身を置いているより「チャレンジしてみてダメならその時また方向転換」する方が良いのではないかと感じます。
いろんなやり方を取り入れたり試みる価値はあるのではないでしょうか。
動くことで自分なりの自分に見合った方法を発見出来るかもしれません。
あなたにとっての当たり前を少しだけ違う角度から見てみたら、もしかしたらそこには日常とは別の心地よい景色が目の前に広がっているかもしれません。
やさしいありがたい
しあわせ ありがとう
Facebookコミュニティ「食品添加物止めたらアトピー改善したよ」を主宰しています。興味のある方ご参加ください。