私のもう一つの推し活である専松野球部も秋の関東大会出場の切符を快勝にて見事に手に入れた試合観戦からの明治座純烈。気分良く会場に向かう。

 

もう家族も驚くことなく「いってらっしゃい」と快く送り出してくれた。ママ不在の夜を男二人でのんびり過ごそうという魂胆らしい。息子は私の両親へ「最近なんだかママがご機嫌だ」と報告している。純烈は家族にも良い影響をもたらしてくれているようだ。

 

明治座見納めとなる今日は、右端最前列より鑑賞。


全ての光景を目に焼き付けようとそんな思いで席に着く。この回を含め残すところ残り2公演。明日の千穐楽、来られなくてとっても残念(というのも専松野球部が千葉県大会の決勝戦進出を見込んでのスケジュール、見事決勝進出!)。

 

この回はライブ配信されることになっており、心なしか会場にはちょっとした緊張感と熱気を感じる。役者さんも客席もいつもよりも「楽しんでやる!」といった一体感がより一層感じられる舞台だった。これまで5回このお芝居を見てきたけれど、役者さんの磨き上げたアドリブに客席からの拍手笑いが随所で起き、一番盛り上がっている感じがした。

 

最前列とはいえ、端の席だから斜めから舞台を覗く感じだったけど、いつも見ることができないキャストの動きや表情を発見でき、大満足。この光景、今の思いをしっかり胸に焼き付けておこうと思うそんな時間だった。


※「赤坂の夜は更けて」を歌いながらラウンドする後上さん


最前列ってこともあり右隣も左隣も真剣な眼差しのマダム。今日は大人しく幕間を過ごそうと思っていたところ、左隣のマダムと意気投合!私と同じ新米ファン。お年も私よりも随分若く、キラキラした瞳で岩永さんの魅力を語ってくれる。


LINEを交換し次回お会いすることを約束し、一緒にハイタッチ会に参加。ラウンドの最後の最後に私たちのところに回ってきてくれた岩永さんは、「最前列で応援してくれてたね!」とハイタッチのときに彼女に声を掛けていて、私まで最高の気持ちになったのだ。また左隣のマダムはラウンドのときに「九州から来てくれたの?」って白川さんに声をかけてもらっていて、その光景を私は羨望の眼差しで眺めたのだった。そんなお二人に挟まれながらの席で鑑賞できた私は「私もいつかメンバーに認知されるようになりたい!」と思ったこの夜だった。


※でべそ話に沸く会場


前回の教訓を胸に、欲を持たず純粋にこの時間を目一杯楽しもうとして挑んだ明治座公演の見納め。それが功を奏してか後上さん、白川さん、岩永さんとラウンドで握手することができ、最高の夜となった。が、新たな欲「認知されたい」という欲がこのとき芽生え始めていたのであった。





この9月は純烈と共に歩んだ1ヶ月となった。頭の中はほぼほぼ純烈が占めていたが、10月からは第2四半期決算業務突入。投資家が我が社の決算発表を待ち侘びている。気持ちと頭を切り替え、仕事に励もう。そして10月後半の東金と市川のコンサートに心置きなく向かえるよう頑張ろう。11月にはヨガの研修で渡印もする。

 

視野を広く、心を落ち着かせて10月前半は仕事に邁進し足場を固めよう。そして後半また純烈のもとに飛び立てるよう職場にも家族にも信頼してもらえるよう頑張ろう。

 

私の生活に彩りを添えてくれてありがとう、純烈。本心としては、まだまだ明治座の余韻に浸っていたいのだが。