「見納めの9月30日まで我慢しなくては」と思っていたが、仕事のスケジュール的にこのタイミングで鑑賞できることが判り、夜の部しか参戦したことがなかった私は昼の部の様子をみたいという欲望にも駆られ、また明治座まで来てしまった。一部のお芝居も二部のショーも5回目にしても色褪せることなく、うっとりするものだったけど、今回の公演で学ぶことはとても多かった。

 

<学び>

①思い切ってメンバーカラーの洋服を着用し後悔。

誰も私のことなど気にも止めてはいないと思いつつも、やはり会場に着くと恥ずかしさが増し、もどかしくて落ち着かない時間を過ごすことになった。お隣のマダムも緑、前の列のマダムも半数は緑で、度胸と決意がなければメンバーカラーは今後は避けようと心に誓う。いつか迷いなく着られる日が私にも来るのだろうか。

 

②ラウンドの握手を期待しすぎて落胆。

ラウンドで誰とも握手できずに終了。ショックすぎて立ち直れない。なんならまだ明治座で握手できていない後上さん狙いで、座席をチョイスしたのにも関わらず。その当てが見事に外れ、肩を落とす私。ここで学んだ。握手はラッキーなときだけ、それを期待して行かないこと。そもそも同じ時間、同じ空間を共にできるだけで幸せであること、その初心を忘れず、この瞬間を楽しむことに専念しようと決意する。

 

③1日2公演あるときは2公演目に参戦しよう。

お昼公演を観た後、帰るのが辛すぎる。まだこの場所で同じ瞬間を共に過ごせるのにって思うと、本当に帰路が辛くて悲しくて気持ちの整理がつかなかった。


※純烈タイムマシンのコーナーは2015年を回想


※2階のカフェには初生純烈のときの衣装が展示


お隣のお席は筋金入りの後上さん推しのマダムだった。まだまだ明治座も来る予定だし、明治座後の予定もバッチリ頭に入っていて、那須塩原を皮切りに10月後半の千葉3箇所を回るという。「東金でまた会えるわね」と幕間にパンをいただいて、これまた楽しい時間を過ごさせていただいた。共通の話題があると、昔から知っているお友達のように世代を超えてきゃっきゃ言いながら笑い合えるのが、とても嬉しく思った。


※アイスティーに浮かぶ後上さん


なんだろう、この一体感。そして心地良い。これまで参戦したライブとはまた違った感覚。純烈ならではのこの空気。

もっと早く純烈の魅力に気づいていたかった・・・けれどこればかりはどうにもならない。50歳目前になったからこそ純烈の魅力が心に沁みてくるようになったのかもしれない。私の成長?進化?なのかしら。本当に知らない間にスッと私の心に棲みついた純烈。この魅力はなんだろうと、まだまだ答えは見つからない。

 

そして明治座見納めの9月30日まで後2日。