先日、病に倒れた義父を天国に送りました。

 
この数ヶ月、コロナ禍の中、ヨガ哲学を学びながら死生観について考え及ぶことが多かったせいか、苦しみから逃れられ、自由と幸せに満ちた世界へと旅立った父をおもうと、ほっとする気持ちが湧き出てきました。
 
それと同時に、大して嫁の務めもしていない私に対して「ありがとう」と最期に強く手を握りしめてくれた義父の愛に、今世で応えることが出来なかった無念から、涙が止まりませんでした。今でもあの力強い手、思い出すと涙が出てくる…
 
弔い祈ることでしか、義父への感謝を表す方法がないなんて本当に無念です。
 
生きているうちに、最期だけでなく、「ありがとう、楽しかったね、嬉しい!」と、たくさん伝えておけば良かった。同じ気持ちを共有して心で繋がっておきたかった…
 
そんな後悔はもうしたくない。家族や大切な仲間には、常に「ありがとう」を恥ずかしがらずに伝えていこうと思う。
 
 
そして私も、義父のように感謝の気持ちで最期を迎えられるよう日々歩いていきたいと思う。
 
お義父さん、本当にありがとう!
とっても強くて美しい最期でした!