月に1~2回程度、年齢制限のない縦割りのアクティブワークを実施しております。
小学校低学年から高校生まで幅広い年齢層で実施しておりますが、年齢ごちゃ混ぜのグループで実施することもあれば、小学生グループ、中学生グループ、高校生グループといったように同年齢でグループを組んでもらうこともあります。
9月のテーマは「友だちの長所の紹介」でした。
今回は同年齢グループでワークを行いました。
このワークを通し、グループのお友だちの長所をインタビューする側と、お友だちからインタビューされる側の両方を経験してもらいました。
インタビューする際は、質問として「あなたの良いところは何ですか」といった聞き方をしていましたが、日頃から自分の長所や良いところ、得意なことを考えたり認識していないお子さんの場合は、深く考え込んでしまい答えることが難しい様子でした。
そうした場合、インタビューする側は、何かしらのヒントを相手にあげなければなりません。
今回、小学生グループの様子を見ていて「成長したなぁ」としみじみ感じたお子さんが困っているお友だちに、「なにか得意なことはありますか」「好きなことは何ですか」という質問をしていました。実に見事なヒントです。長所や良いところは出てこなくても、得意なことや好きなことであれば答えやすいと思います。相手が答えやすいようにと、一生懸命に質問を駆使している姿を見て感動しました。
一定数のお子さんは、長所や良いところと問われたときに、何をどこまで答えたら良いのか戸惑っているようです。
それは、自分では「できる」、「すごい」と思っていることであっても、他のお子さんもできることであれば、それは人よりもできるわけではないと判断し、長所や良いところにカウントしないからです。
いつの間にやら人と比較することが当たり前になってしまい、自分自身を高く評価しないようになっている姿を見ると切なくなります。「自分の中でできている」「自分は好きだ」という感覚を大切にすることの重要性を子どもたちには伝えているのですが、こういったことの積み重ねが将来、自己肯定感や自己効力感の礎となるのです。
大切なことは、なぜそれができるようになったのか、どのようにできるのか、それをやっていてどんな気持ちになるのか、どしてそれが好きなのかといった理由です。その理由をしっかりと考えることのできる人であれば、揺るぎのない自分軸を構築することができるようになります。
将来的には、面接といったような場でそれを発揮することができ、きっと試験官から「この人はしっかりとした自分軸をもち、自己分析のできる人だ」と評価してもらえるようになると思います。
このように、アクティブワークは単なる集団ワークでなく、他者を介して自分と向き合いながら自己分析をしていく力を育むだけなく、集団の中の個をさらに輝かせる方法を学ぶことができるのです。



