ケース㉙~余暇の過ごし方~ | Y’s Lab.

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当研究所は、すべての方を対象に、社会で生きぬくための有効なスキルをご提案、ご提供するための施設です。
臨床心理士が独自に開発したSSTプログラムを提供し、皆さまの「生きる力」の育成に尽力いたします。

※ケースと記載しておりますが守秘義務の観点から、ラボのセラピストらが今までに経験したさまざまなケースの情報をミックスさせていただいております。特定の事例を元にして書かれたものではなく、あくまでもラボのセラピストらがクライエントであるたくさんのお子さまとの関わりの中での気づきや感じたことなどをご紹介致します。

 

個別コースの生徒さんと話をしていると、休みの日の過ごし方やリラックの時の過ごし方について話すことが良くあります。そんな時よく生徒さんからは、「休みの日にどう過ごしたら良いのか分からない」という言葉を聞く事があります。また最近では新型コロナウイルスの影響により、集団やイベントを避けて自粛する傾向です。そのため、いつもと異なる時間の過ごし方を求められるお子さんも多いと思います。

 

特性として、決まったことやルーティーンとなった事柄と向き合っていく事は大変ではないと思います。ですが、急な変更や自由に時間を遣えるという事になると、想像することや優先順位を考えることが苦手なお子さんだとこの時間の過ごし方が悩ましい問題となるのだと思います。

 

この様な場合、基本的には日常と同じような生活スケジュールを過ごしていく事が一番落ち着くとは思います。そんな中、少しずつ自分が楽しめそうな事柄で、まだ挑戦したことのないことにチャレンジする良い機会だと思います。

例えば、自分が好きな事をリスト化して外で出来る事、室内で出来る事を書き出してみることも良いかもしれません。外で出来る事としては、やはり長時間の外出よりも短時間で終わる出来事として、散歩や簡単な運動、掃除などは良いかもしれません。室内での出来事としては、好きな音楽を聴く事や簡単な料理やお菓子づくり、アクセサリー作りなども気分転換になるかもしれません。

 

どれがお子さんにあっているかは得意不得意もあると思います。お子さんと話をしながら、楽しく時間が過ごせる計画づくりをセラピストと共に話し合ったこともあります。そうすることで、普段のお子さんの様子や気持ちを知ることが出来ることがあります。余暇の過ごし方として様々な引き出しを持つことは、大人になった時にも役に立つことがあります。

この機会にお子さんの余暇を楽しめる引き出しを作ってみてください。