無事に年を越せるのか心配していたけれど、
何とか正月を迎えれたじいちゃん。
正月くらい、家に帰る!
と言い張ってたようだけど、
食事も取れずトイレにも行けない状態で帰ることはもちろん不可能。
正月、実家に元旦の夜から泊まり
1月2日に朝からじいちゃんの面会に行った。
外は正月とは思えないくらい暖かくって、
青空が広がっていた。
年明け前に見たじいちゃんとは、一変していて
本当に衰弱しているのが目に見えて分かった。
1回に2名の面会なので、
私は長男と次女と部屋に入った。
息子はなかなか、ひいじいちゃんを見ることができずに居た。
元気な時のひいじちゃんのイメージのままなのだろう。
私も、下を向けば涙が出る気がしてならなかった。
3歳の誕生日を翌週に控えた次女は
いつも通りにひいじいちゃんに接してくれた。
私もじいちゃんに、
「明けましておめでとう!手が冷たくてごめんね」
と、じいちゃんの手を握った。
じいちゃんの手は、暖かかった。
曾孫たちに、お年玉をやれないのを
悔やんでいる様子だった。
帰り際じいちゃんは9歳になる私の息子に
「お父さんとお母さんの言う事を聞きなさいね」
と言った。
私と次女がじいちゃんと話す姿を見て、
長男も慣れたのか、じいちゃんの言葉に頷くのだった。

