三菱のスパイラルケーブル。

ハンドルの奥に付いてる、エアバッグの配線です。

ハンドルをクルクル回しても絡まないようになってます。

三菱はこれがよく切れます。


切れると警告灯が点灯し、作動しません。

警告灯が点灯してると車検が通らないので、

スパイラルケーブル交換になります。

部品代は2万弱します。


お客さんに交換してもいいか確認したら、

エアバッグなんか要らん。

昔は無かった。

事故なんかしない。


そーですか。

エアバッグが要る要らんの話じゃ無いけど、

じゃ、車検に通おるようにしときます。


スパイラルケーブルを取り外し。


分解。

中はフィルムケーブルになってます。

真ん中の折り返しの所が切れます。

毎回同じとこです。


切れた所のフィルムを剥がして、銅箔を露出させ、アルミテープの細切りを貼り付けます。

もちろん導電性のアルミテープでないとダメですよ。


ポリエステルフィルム粘着テープで補強。


元に戻す。

これが難しい!


車体に組み付けて完成。


診断機でエラーコードの履歴を消去して、

再点灯しない事を確認。

車検が終わるまで切れない事を祈る。

まぁ意外と耐久性ありますよ。

工賃ナンボ請求したらいいですかね?