Life is Dominant 7th-??.jpg

こんにちは小野寺です。

楽譜って芸術だと思う。
なんていえばいいんだろう。
キレイに書かれた楽譜は美しいと思う。
そんな美学。

作曲してる時にね、
違和感を覚えたフレーズがあったとして。
特に手直ししないでいると、
違和感が無くなってしまうんだよね。
単純反復提示効果。
そうなると大変さね。
自分は違和感無いけど、
他人には違和感のあるフレーズになるわけだ。

そこでの解決策としてって理由もあり、
作った曲はしっかり楽譜におこしてます。
視覚的に齟齬に気がついたりするんだよね。
解決策も、文字どおり見えてくるし。

そして、自分で書いた楽譜に見惚れたり見蕩れたり。
そんな美学。。

純正率って考えようによっちゃあ微分音階だよなーとか思ったり。
微分音階ってことは楽譜にしたら大変だよなーとか思ったり。
響きはキレイだけどね。
平均率の楽譜として楽譜にしたら、ごちゃごちゃして汚くなりそうな。


どんな調もどんと来いな平均率。
扱いやすい平均率。
可能性の広がる平均率。
単純比との誤差が生まれる平均率。
常に矛盾を抱えた平均率。
矛盾と共に時間を刻んでいかなきゃならないなんて
人生と同じなのね。