探索日6月11日
この日はいつもの津川の仕事を終えて、その帰り道にまたしても廃墟探索に行ってきました。
その場所は、今では封鎖されてしまった旧国道49号線に取り残されたように佇むドライブインの廃墟、大源太です。
実は以前にも二度ほど訪れた事があるのですが、今回はこのブログやYouTubeの撮影のため、久しぶりに探索してみようと思ったのです。
あそこに見えるのが廃墟ドライブイン大源太です。
旧道の途中にポツンと建っています。
その問題の廃墟は高いフェンスに封鎖された旧道にあるため、簡単にはたどり着けないのです…。
しかも新国道は車が通りまくるため、人目につきやすい🙀
なので、たまに車通りが途切れるタイミングを狙って、フェンスの右端にある橋の手すり(欄干？)の所から何とか突破し、旧道のあるフェンスの反対側まで来ました。
橋の手すりを素早く越えると橋の下へと下る階段があったので、車に見つからないように階段を下りてから旧国道のある道路に上がりました。
それにしてもいつパトカー🚓が通るかわからないのでヒヤヒヤです(汗)
旧国道…。昔は普通にこの道路を通って右端に流れる川を眺めながら車を走らせていたものですが、今では静まり返り少しずつ自然に還りつつあります。
後ろを振り返って先ほど突破してきたフェンスの方を撮影。
車通りは多いですが、以外と簡単に突破できました(笑)
奧に見えるのが廃墟ドライブイン大源太の建物です。
早速近づいてみます。
とその前に、左手にもう一軒廃墟があります。
確か何かの会社の事務所だったような…。
玄関口のガラスには、『加藤工業』と書かれていました。
恐らく建設会社？の事務所のような気がします。
それにしても草がヤバイです(笑)
以前は廃車も放置されていましたが、撤去されてしまったのか、それとも草薮に埋もれてしまったのでしょうか？
そしてこちらが廃墟ドライブイン、大源太です。
こちらも草薮がすごいです。
『水よし 料理よし 景色よし』
素敵なキャッチコピーですが、やはり時代の流れには勝てなかったようです。
壊れた看板。
上の赤い方はコカ・コーラ、下はそば、うどんと書かれています。
奧には草薮に埋もれた廃車もありました。
以前は他にももう一台ありましたが、既に潰れてしまったのでしょうか。
逆側から撮影。
ここからのアングルも廃墟感たっぷりでいい感じです(笑)
廃墟の裏側の奧には山々と新国道の橋が見えます。
たまに通る車の人は果たして自分の姿に気がついたでしょうか？
誰も見てないか(笑)
建物側面には周辺案内図と『朝食おにぎり🍙』と書かれた看板が貼ってありました。
こういう看板味わい深くて結構好きです(笑)
旧道の更に奧の道を撮影。
こうしてみると、まだ全然車が走行できそうなほど綺麗ですが、左側車線が既に自然に飲み込まれていました。
わずかに残る黄色いセンターラインの遺構。
振り返ってまた撮影。
いよいよ廃墟の中に入ってみようと思います。
中に入ってすぐに巨大な蜂の巣を発見！
一瞬ビビりましたが、どうやら蜂はいないようです。
よかった～(笑)
天井にメニューが書かれた貼り紙がありました。
山菜料理がメインだったようです。
昔の井川遥のポスター。
かなり懐かしいですね(笑)
またしても壁に貼られた手書きのメニューを発見。
その下には何故か指名手配犯のポスターが
(笑)
(笑)
山の名前がかかれたのれん。
よく見ると『新潟県一等三角点の山完登記念』と書かれていました。
薪ストーブ？らしきものも発見。
何となく中を覗いてみたかったのですが開きませんでした。
すると探索中、右側の辺りから何か視線といか気配のようなものを感じたので見てみると、そこには半分に切れた女性のポスターが貼られてありました。
↑問題のポスターを拡大。
そのポスター(大きな写真？)の女性はまるで自分の様子を伺うかのように、じっとこちらを見つめているように感じたのです
(ガチ)
(ガチ)これが何故か気になり、探索中何度も振り返っては、ついその女性のポスターの方を見ていました。
このポスター冗談抜きで少し気持ち悪かったです。
しかもよく見ると、そのポスターの右側に束ねられた白いカーテンがあるのですが、それがまるで白いドレス(スカート)のようにも見え、より一層気持ち悪い感じがしたのです
(※そしてそれは後に形となって現れ、本当の恐怖へと変わる事になるのです…。)
鳥の剥製やタヌキの剥製もありました。
このタヌキが少し怖かったです(笑)
奧に続く部屋の入口にもポスターがありました。
アイドルらしき可愛い女性ですが名前が出てきません(笑)
なんとなくテレビで見たことがあるような…(笑)
カウンター。
どうやらこの奧は厨房になっているようです。
厨房もかなり荒れまくっています。
カレンダーを見ると2011年１月で止まっていました。
この時期に営業を辞めたようです。
厨房にあった古いブラウン管テレビ。
このテレビを見ながら料理を作っていたのかも知れません。
これはレジ機でしょうか？
かなり年期が入っています…。
冷蔵庫。
決して開けてはいけません…。
それにしてもすごい荒れようです。
食器や調理器具、調味料などがごちゃごちゃに散らかっております。
続いてトイレの方を見に行こうとしていると、レトロなゲーム機を発見。
『SUPER CROSS』と書かれていました。
一体どんなゲームだったのか？
パチンコみたいな感じ？
100円で2プレイできたようです。
トイレの貼り紙を発見。
その左側には意味不明のポスター(笑)
早速トイレの方を覗いてみると、こちらも案の定ボロボロに荒れ果てていました。
するとトイレ内で謎の文字の書かれた貼り紙を発見。
山のあけびは、何に見て開く 下の松たけ見て開く
これはもしや…
わかる人にはわかると思いますが、いわゆる下ネタに近いものだと思いますのでみなさんのご想像におまかせします
そう言えば新潟市江南区にある某飲食店でも同じような貼り紙を見た事があります。
最初見た時はかなり衝撃的でしたが…
YouTubeの動画↓
続いて階段を上がって２階に行きます。
２階もかなり荒れ果てています。
壁にはフェラーリ🏎️のカレンダーが貼られていました。
かなり古いですね…。
物干場と書かれた部屋は頑丈に封鎖され入れなくなっていました。
するとなにやらガスレンジのような機械を発見。
よく見ると『電気おでん鍋』と書かれています。
かなりレトロな感じです🍢
散らかった物の中に岡持ちらしきものも発見。
もしかすると出前もやっていたのでしょうか？
これまたレトロな昔の麻雀🀄のゲーム機を発見。
こういう発見も廃墟ならではですね。
ビッグマージャン、１プレイ100円だったようです。
左手にある川側の部屋はかなり崩れてしまっていました。
これでは中には入れません😅
通路の突き当たりは非常口になっていましたが、既に非常階段は崩れ落ち、草薮に覆われていました。
通路の右手にある山側の部屋。
内部はやはり物が散乱し、ゴミ屋敷状態になっています。
押し入れにも物がごちゃごちゃ。
畳の床に落ちていた藁で作ったような馬の飾り物。
一瞬呪いの藁人形かと思ってビビりました
川側の方は屋根や壁が崩れ落ち、かなり危険な状態でした😱
なるべく近づかないように…。
川の向こうには新国道の橋と走っている車が見えました。
２階のトイレ。
何故か便器🚽は真っ赤な色でした。
一通り廃墟内を見て回ったので、そろそろ脱出します。
一階に下りて廃墟から出ようとしていると、ガラスケースの中になにやら剥製？と茅葺き屋根の家のミニチュアのようなものを発見。
上の方にももう一つありました。
なんかレトロでかわいい感じがします
探索を終え、再びフェンスを突破し新国道の道に戻ります。
と、戻ろうと歩いていたその時、突然右側の森の林の中から、
ガサッガサッガサッ…
という物音が聞こえてきたのです！
『えっ？これってまさか…熊🐻か？』
』ヤバイと思い、なおも出口に向かって歩いていると、
またしても
ガサッガサッガサッ！
バキッバキッバキッ！
ミシッミシッ！
という先ほどよりも大きな音が近づいてくるように迫ってきたのです！！
それはまるで人間程の大きな動物か生き物が、草薮と枝葉を踏み歩くような音だったのです
危険を感じ、本能的に思わず走って逃げてしまっていました。
(熊と遭遇した際、本当は走ってはいけないのですが💦)
しかし幸いにも熊が出てくることもなく、無事にフェンス脇の橋の手すりを飛び越えて、新国道の道まで戻ってきました。
それにしても本当に熊かと思いかなり焦りました(笑)
最近ニュースでも度々報道されていただけに、余計に怖かったです
それでは最後に前述でも触れていた、あの気味の悪いポスターについてです。
実は探索後、撮影した動画を確認してみたところ、おかしな点に気づきました。
問題の視線を感じていた気味の悪いポスターの辺りで、なにやら一瞬黒い影のようなものが映っていたことに気がついたのです…
こちらの動画を見ていただければわかると思いますが、よく見ると動画の最後(57秒～58秒)辺りに、謎の黒い影のようなものがまるでカメラから隠れるかのように、下の方へと消えていくように見えるのですが…。
↑問題の箇所。
もしやあの時感じた嫌な感じの正体は…
ただの廃墟だと思い正直油断していましたが、どうやらここも心霊スポットだったようです💦
本当はもう少し長めの編集した動画を載せたかったのですが、残念ながらこちらのアプリでは1分が限度のため掲載できませんでした。
なのでYouTubeの方で編集した動画をアップしたので、フルバージョンの動画と合わせて是非見てみてください
この廃墟を訪れる方はそうそう居ないと思いますが、もしこのブログやYouTubeをご覧になって訪れてみたいと思ったなら、あまりおすすめできません(笑)
廃墟はかなりボロボロに朽ちており、物理的にも心霊的にも危険を伴うため、もし訪れる際は十分に気を付けて下さい。
それと熊も出るようなので
最後までご覧いただきありがとうございました！
次回はまた阿賀町の探索編になります！
どうかお楽しみに👋