探索日2021年4月1日


大量の冷蔵庫のある建設会社の廃墟とトリムの森を後にすると、最後に三条市某所にある廃旅館に行くことにしました。


実はこの廃旅館、自分が今まで行ってきた中でも最恐クラスに恐ろしい廃墟なのです。


以前この廃旅館を訪れた時、まず玄関の扉を開けてすぐに、何故か仏壇と遺影がある事に驚きました。

それだけでもかなり恐かったのですが、建物内も奥行きがあって以外と広く、とても重い空気が漂っていました。
それでも何とか1階部分は見て回ったのですが、あまりの不気味な雰囲気に耐えきれず、2階へは上がれずに退散してしまった場所だったのです。
更には女性の声のようなものを聞いてしまい、本当に何か出てきそうな程恐い廃墟なのです…。


トリムの森の駐車場から15分程で廃旅館のある某集落に着くと、車を離れた場所に停めて準備を整え、いざ恐怖の廃旅館へと向かいました。


恐る恐る玄関を開けて内部の様子を伺うと、やはり正面にはあの仏壇と遺影が…。




ヤバイので遺影はさすがに映せませんが、この仏壇の上に老夫婦の遺影があります。
ここが本当に空気が重く恐いです…。




今回は2階の部屋を探索するのが目的なので、1階の部屋は見ずにすぐに手前にある階段を上がって2階へ…。




ゆっくりと階段を上がっていくと、そこには襖の開いている部屋が2つありました。







まず一つ目の部屋を覗いてみると、そこは客室だったらしき広い和室の部屋でした。

続いて反対側にあるもう一つの部屋へ。






もう一つの部屋には大きなベッドと何故かこたつがありました。
元々は客室だったようなのですが、どうやら旅館をやめてからは住居として使っていたようです。

生活感が残っている感じが生々しくて非常に気味が悪いです…。

しかしこれといって特に何も無かったので引き返そうとしていると、何かおかしい事に気がつきました。




なんと、廊下の奥の右側にあるタンスの裏に、もう一つ部屋の扉があったのです…😨


↑廊下奥の右側にある、部屋を封鎖するかのように置かれたタンス。


まるでこの部屋には入るなと言っているかのように、タンスでわざわざ塞いであるのです…。


↑このタンスの裏に扉があります。


試しにタンスの上から扉を少しだけ開けて中を覗いてみると、古い棚とテーブルが置いてあるのがわずかに見えました。

しかしその部屋はかなり荒れ果てていて、とても不気味な感じがしました。

この謎の部屋は一体何なのか…?と考えていると、ここでまたしてもあることに気が付きました。


先程の1階にある仏壇と遺影があるすぐ脇に、階段があった事を思い出したのです。


『もしかしてあの階段の先にある部屋か?』


と思い階段を降りて見てみると、どうやら位置的に間違いない事がわかりました。


↑仏壇と遺影のすぐ脇にある急な階段。
何となく後付けされた感じのように思えた。


仏壇と遺影のすぐ脇にある階段です。
この上に先程の封鎖された部屋があるのですが、階段のすぐ脇には仏壇と遺影が…😨


正直その部屋に何があるのかとても気になりましたが、さすがにヤバイと思い、恐ろしくて上がれませんでした…。

それにこの階段、よく見るとかなり急な感じがします。
もしかしたら後付けで造られたのかも知れません。
ますます謎が深まります…。


封鎖された謎の部屋への侵入は諦めて、続いて通路の奥にあるもう一つの階段へ向かいました。


↑真っ暗な通路。




通路途中の左側にある、もう一つの階段を上がっていきます。






階段を上がってみると、そこにはアイドルのポスターが貼られた部屋がありました。




横田早苗という人らしいです。
世代が違うので全然わかりません(笑)




この部屋も多少不気味さを感じましたが、特に何も起きず。

アイドルのポスターの部屋を後にして、続いて前回女性の声を聞いてしまった厨房付近に行ってみる事に。


すると厨房に向かう途中、通路の外に大仏?地蔵?らしきものを発見。

何故こんな所に?




↑厨房近くの通路にあった地蔵?らしき石像。


その先にも通路が続いていますが、既にボロボロに屋根が崩れてしまっていて、これ以上進む事ができません。


↑崩れた通路。


崩れた通路の奥にもまだ建物があるようなのですが、どう考えても危ないのでここも諦める事に。


↑崩れた通路の奥にある建物。


実は前回、この崩れてしまっている通路の辺りで、突然『キーンッ』と左耳だけ耳鳴りがしたのですが、もしかするとあれは何かの警告だったのかも知れません。




問題の厨房付近に来ました。
ここで前回女性の声を聞いてしまい、すぐに引き返すことになりました😨






不気味な厨房を後にしてそろそろ廃墟から出ようとしていると、そういえば厨房の裏にある部屋の中に、もう一つ階段があった事を思い出し、最後にそこを見てくる事にしました。




このカーテンで閉められた部屋の中に、その階段があります。




前回、この部屋で突然棚が勝手に倒れてきてかなりビビりました💦
恐らく床が既に腐ってしまっているため、歩いた震動によって倒れたんだと思います。


そしていよいよ最後の階段を上がって行きます。




階段を上がって2階に上がると、そこには布団やタンス、空の酒瓶などがあり、畳も腐ってしまっていました。

しかしふと足元をよく見てみると、なんと錆び付いた鎌が…😱


↑落ちていた錆びた鎌。


場所が場所なだけに、こういう物があるだけでいちいち恐くなります(笑)


これで一通り2階の部屋は全て見て廻ったので、何も起きない内に逃げるように廃墟を後にしました(汗)



そして廃墟から脱出して、改めて廃墟の外観を見渡してみると、旅館跡の左側にある住居跡(家)の方をまだ見ていないことに気が付きました。


しかしこれ以上の探索は危険と判断し、今回はこの位でやめて車🚗に戻る事にしました。


歩いて無事に車まで戻ってくると、ようやくホッと一息つくことができました😞💨


『やっぱあの廃墟、恐かったな…』


と改めて思いました。


この廃旅館は、来る度に本当に何か起きそうな気がしてかなり恐いのです。
今回は無事に何も起きなかったから良かったですが、次は本当に幽霊を見てしまうかも知れません😱


そしてあの仏壇と遺影の脇にある、階段の上にある封鎖された部屋には一体何が…。


正直とても気になりましたが、あそこは決して入ってはいけない開かずの間なのかも知れません…。


まだ見ていない住居跡(家)と崩れてしまっている通路奥の建物はまだ見ていないので、気が向いたらまた見てこようと思います。

あまりにも恐い場所なので、あまり気が進みませんが😣


それではまた次回✋