これは数年前、当時仲の良かった友人Cから聞いた話です。


Cには5つ上(確か)の姉がいたのですが、そのCの姉は友人らとよく心霊スポット巡りをしていたそうです。


ある日の夜、Cの姉は友人らとシーサイドラインをドライブしていました。
そして途中、浦浜大橋という心霊スポットの赤い橋に差し掛かりました。



↑浦浜大橋。
(写真は明るい時に撮影したものです。)



そこは通称、血染め橋と呼ばれていて、聞いた話しでは、昔この橋の工事中に女性が転落して亡くなるという事故があったそうです。

それ以来、この橋では白い服を着た女性の霊が現れるようになり、橋の色を何度別の色に塗り替えても、また赤く染まってしまうんだそうです。


Cの姉と友人らは新潟市に帰るため、この赤い橋を渡って角田浜方面に向かって車を走らせていました。


すると帰り道の途中、いつも通りに走りなれたシーサイドラインの道を走っていた・・・・・はずでした。


しかしこの時、突然おかしな事が起きました。



なんと先程通ったはずの赤い橋の所にまた来てしまったのです。



不思議に思い、Cの姉と友人らは軽く混乱していました。
仕方なく再び赤い橋を渡りシーサイドラインを角田浜方面に向けて車を走らせました。



そして先程と同じくシーサイドラインの道を暫く走っていると、



なんと、また赤い橋のところに来てしまったのです…(°Д°)



さすがにこれはおかしいと思い、今度は違う道から帰ろうと車を走らせました。



しかし・・・・・、



気味の悪い事に、先程通った道とは違う道を通ったにも関わらず、またしても赤い橋のところに戻ってきてしまいました…。




いくら走っても何故かまた赤い橋の所に来てしまう…。



そして恐ろしい事にその奇妙な現象は、なんと夜が明けるまで抜け出せず、やっと帰れたのは朝方の5時頃だったそうです。

Cの姉と友人らは夜中中、ずっと同じ道をぐるぐる回っていたのです。


それはまるで、狐に化かされたような不思議な体験でした。


更にCの姉はこの赤い橋で、白い服を着た女性がものすごいスピードで後ろから追いかけてきた、などの恐怖体験をした事があるそうです(怖)


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そしてこれは自分の実体験ですが、過去にこの橋で不思議な体験をした事がありました。


それは何年か前に、友人らとシーサイドラインをドライブしていた時の事です。

シーサイドラインを車で走行中、この赤い橋の所に来たので、橋を渡る前に車の中から写真を何枚か撮影しました。

そして写真を撮り終えてから橋を渡り、後ろを振り返って橋の方を見てみると、


不思議な事に、さっきまで普通に点いていたはずの橋の灯りが、何故か全て消えていたのです…。




後に知ったのですが、この赤い橋では事故死した看護婦の霊が出るという噂を聞きました。

またこの赤い橋を渡った先には、『魔のカーブ』と呼ばれる事故多発の急カーブ、更に親子の霊が出ると言われる『五ヶ浜トンネル』もこの近くにあります。



実はこの『五ヶ浜トンネル』でも恐怖体験があるのですが、それはまた次回に書きたいと思います。