【甲子園】小松大谷が大阪桐蔭破り3回戦進出!先発・西川が92球完封勝利 石川勢として大阪府勢に初白星
◇第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 小松大谷3-0大阪桐蔭(2024年8月14日 甲子園)
小松大谷(石川)が大阪桐蔭を破り、3回戦に駒を進めた。
0-0の7回に1死一、二塁の好機をつくると、2番・石浦慈人(3年)のゴロで併殺を狙った大阪桐蔭の遊撃・宮本楽が悪送球。その間に二塁走者が生還し、先制点を奪った。
なおも2死三塁では3番・田西称(2年)が中前に適時打を放ち、リードを広げた。8回にも2死三塁から8番・西川大智(3年)が適時内野安打を放ち、3点目を奪った。
投げては先発・西川がクイックモーションを織り交ぜるなど大阪桐蔭打線のタイミングをずらし、連打を許さず散発5安打、92球で完封勝利した。
小松大谷は初戦の明豊(大分)戦に勝ち、3度目の出場で待望の初勝利を挙げたが、5度の全国制覇を誇る強豪・大阪桐蔭も破り、聖地2勝目とした。
夏の甲子園で石川勢は大阪勢に過去5戦5敗だったが、6度目でようやく初白星を挙げた。