Snow Man 佐久間大介、年々大きくなる活動の規模 芯を持ちながらマルチに活躍した1年
7月5日に、Snow Man・佐久間大介が誕生日を迎えた。佐久間といえば、いつも元気な姿を見せてくれ、YouTubeの企画動画やMCなどでは欠かせないメンバーだ。かと思えば、パフォーマンスではシルエットが綺麗なダンスやアクロバット、芯がしっかり通った歌声、完璧な表情づくりで見る人を魅了するという、ギャップが魅力的な人物でもある。
そんな佐久間はソロ活動において、「アニメオタク兼Snow Man」というキャラクターを活かしてバラエティで活躍することが多かった。デビュー前の2019年6月14日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に出演した時にヲタ芸を披露してスタジオを盛り上げていたことを記憶している方も多いだろう。さらに、同年7月25日放送の『アウト×デラックス』(フジテレビ系)でもアニメオタクを公言し、コミケにも行っていることや、『ラブライブ!』の推しキャラクターである矢澤にこから学んだことなどをキラキラとした笑顔で語ったことがあった。
その後も様々な番組に出演し、アニメ愛を語ってきた佐久間。2022年には雑誌『anan』(マガジンハウス)で組まれた「今、私たちが好きな推し!アニメ 2022」特集の表紙をソロで飾った。鍛え上げられた無駄のない肉体美を見せつつも、アニメに関するインタビューや推し活についての記事も掲載され、話題になったことは記憶に新しい。そんな「アニメオタク兼Snow Man」としての活躍はその後も続いており、アニメ『カードファイト!!ヴァンガード will+Dress』(テレビ朝日系)や映画『白蛇:縁起』の吹き替えなどでは、声優としても活躍を見せた。直近でも、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が執筆した2024年5月24日発売の小説『境界のメロディ』(メディアワークス文庫)のドラマCDで天野カイ役を担当。同年8月10日、11日に京都・舞鶴引揚記念館にて行われる『朗読劇 READING WORLD ユネスコ世界記憶遺産 舞鶴への生還「約束の果て」』にも、錚々たる顔ぶれの声優たちとともに出演することが決定している。
バラエティでさらに広まる佐久間大介の魅力
そして、昨今ではより一層活躍の幅を広げてきている。例えば、猫好きな佐久間は『わんにゃん観察バラエティ アニマリング』(TBS系)で、「Snow Man佐久間のニャンでそうなるの?」という企画を担当。“ネコ使い”として猫たちを瞬く間に懐かせており、毎度猫が佐久間に群がっている画が映し出されている。
さらに、佐久間がもともと持っている魅力もバラエティで存在感を示している。2024年2月13日放送の『バナナサンド』(TBS系)では、コーラス隊のハモリにつられることなく主旋律を歌いきれるかにチャレンジする「ハモリ我慢ゲーム」、ゲームで勝った人だけがごちそうを食べられる「何人食べられるかな?サイコログルメバトル」に、渡辺翔太とともにチャレンジ。「ハモリ我慢ゲーム」では、嵐の「WISH」とRADWIMPSの「前前前世」をチョイスした。普段のパフォーマンスにおいて、どちらかといえばダンスやアクロバットのイメージがある佐久間だが、初挑戦にもかかわらず2曲とも大成功。さすが声優としても活躍しているだけあり、コーラス隊にも負けない歌声が素晴らしかった。ちなみに、2曲とも失敗に終わってしまった渡辺は「マジやばいって」と焦った顔を見せたり、佐久間になんとか失敗させようとしたり、急遽佐久間と同じ「前前前世」にチャレンジするも失敗してしまったり。その対比に、スタジオでは笑いが巻き起こっていたが、ここまでが彼らのパッケージ。笑いどころとして、しっかり成立させているのはさすがだ。 こうして、年々活躍の幅、そして携わる作品の規模を大きくし続けている佐久間。32歳を迎えるこの1年はどんな姿を見せてくれるのだろうか。グループとしても、個人としても、飛躍の年となることを祈りたい。