【楽天】大逆転サヨナラ勝ちで交流戦単独首位キープ！ 9回小郷が逆転V打 ポンセが3被弾6失点も4点差ひっくり返す 浅村は5号2ラン
■プロ野球 交流戦 楽天 7×－6 巨人 （11日 楽天モバイル）
楽天は巨人に今季4度目のサヨナラ勝利で、交流戦単独首位をキープした。
4－6と2点ビハインドで迎えた9回の攻撃は守護神・バルドナードに対し、先頭の鈴木大が左前安打で出塁すると、1死から浅村、渡邊佳が連続四球で1死満塁の絶好機を作り、阿部が押し出し四球で5－6。小深田は空振り三振も、小郷が右中間を深々と破る逆転サヨナラ二塁打を放ち勝負を決めた。
試合は先発・ポンセが2回に村林の失策で走者を許すと、岸田、泉口に2者連続本塁打を浴び3失点。打線は3回に巨人先発・山﨑伊から村林の適時打などで2点を奪い1点差に迫るも、直後に丸に4号3ランを浴び2－6。8回には巨人リリーフ陣を攻め浅村の5号2ランで2点差に迫っていた。
1番ライト・小郷、2番ショート・村林、3番センター・辰己、4番サード・鈴木大、5番ファースト・フランコ、6番DH・浅村、7番レフト・渡邊佳、8番キャッチャー・太田、9番キャッチャー・小深田のオーダーを組んだ。浅村は7試合ぶりのスタメンとなった。
ポンセは今季10度目の登板、ここまで3勝4敗、防御率6.61。前回の6月4日・阪神戦（甲子園）は6回を3安打1失点（自責1）で勝ち負けつかず。
立ち上がりは2死から3番・吉川に中前安打を浴び、盗塁を決められるも、岡本和を二飛に打ち取り無失点。
打線は巨人先発・山﨑伊に対し、2死から辰己が三塁打を放ち好機を作るも、鈴木大が一ゴロに倒れる。 ポンセの2回は坂本を空振り三振に斬り1死も、大城卓の遊ゴロを村林がファンブルし出塁を許す。立岡は遊飛も8番・岸田にレフトへの2号2ランを浴び0－2。続く9番・泉口にもライトスタンドへ1号ソロを被弾し0－3。
2回の打線は浅村、渡邊佳が連続三振に倒れるなど三者凡退。3回は1死から小深田、小郷の連打で1死一、三塁。先ほどエラーの村林が左前適時打を放ち1点をかえすと、辰己はセカンド正面のゴロを放つも吉川の失策で満塁に。ここで鈴木大がライトへ犠飛を放ち2－3と1点差に迫る。
しかしポンセは4回に先頭の大城卓に四球を与えると、連続三振で2死としてから、泉口に中前安打を浴び2死一、二塁。ここで1番・丸にライトへ弾丸ライナーの4号3ランを浴び2－6とこの日最大の4点差に。
さらにエルナンデス、吉川に連打を浴び一、三塁となるも、岡本和は遊ゴロに打ち取りさらなる追加点は許さず。 打線は4回に渡邊佳、太田の連打、2死から小郷が死球で満塁とするも、村林が空振り三振。さらに5回も3番からの好打順も三者凡退に終わる。
ポンセは5回100球8安打（3被弾）4奪三振6失点（自責3）で降板。6回からは2番手・渡辺翔が三者凡退に抑える好リリーフ。 7回の攻撃は小深田、小郷が凡退も、村林、辰己が連打で2死一、二塁。ここで鈴木大を迎えるも右飛で得点奪えず。
投手陣は7回は3番手・ターリー、8回は4番手・津留﨑が無失点に抑える。 8回の攻撃は山﨑伊に代わった2番手・西舘に対し、先頭のフランコが内野安打で出塁すると、浅村が5月10日・西武戦（ベルーナドーム）以来約1か月ぶりの5号2ランを放ち4－6と2点差に。
さらに代打・茂木が四球を選び1死一塁となり、巨人は3番手・高梨に交代。小深田は見逃し三振も、小郷、村林が連続四球を選び2死満塁。一打同点の場面で3番・辰己に回るも遊ゴロに倒れていた。