【堀田茜さん】30代が知っておくべき「“映え”の後ろにある無駄買い問題」を専門家に聞いてみた | ☆裕也と美紀の応援BLOG2024☆SnowManさんと今田美桜さんと東北楽天ゴールデンイーグルスが大好き夫婦です

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【堀田茜さん】30代が知っておくべき「“映え”の後ろにある無駄買い問題」を専門家に聞いてみた|CLASSY.

 

堀田茜が「30代になってなんだか気になる…」と感じるタイムリーな話題を、今会いたい識者に直接聞きに行く連載15回目。この話、ほったらかしにしなくて良かったと思える日が必ず来るはず!

 

 

  【写真あり】堀田茜×料理研究家 島本美由紀対談の裏側

 

 

食品ロスの問題を考えるようになってから、買い物の仕方も料理の仕方も変わりました!

 

今月のゲストは…料理研究家 島本美由紀さん 【今月の茜のモヤモヤ案件】 物価高と言われる今、誰もが食品の値上がりを感じていると思います。節約をしたい気持ちとは裏腹に、買ってきたものを使い切るって意外と難しい…。我慢したり渋々食べたりではなく、楽しみながら食材を大切に使い切る方法はありますか。

 

 

「食材が使い切れると気持ちいいし、節約につながるのもいい」(茜)

 

茜:島本さんには何度か私のラジオ(J‐WAVE土曜14:00~)にゲスト出演いただいて、いつも食品ロスの削減についてお話いただいていますが、CLASSY.読者にもその話を届けたいと思って今回お越しいただきました。

 

 島本:ありがとうございます。嬉しいです。食品ロスとは「食べられるのに捨てられてしまう食品」を言うんですけど、食品ロスの削減はSDGsの12番目「つくる責任つかう責任」に該当します。2030年までに世界の食品ロスを半減させることが目標で、これが実現できれば廃棄によるCO₂排出も減るのでSDGsの13番目「気候変動に具体的な対策を」にも関係してきます。 

 

茜:いつも番組では食品ロスを減らしながら楽しく美味しく食事をする方法を教えてくださっていて。私は島本さんの話を聞いてから、買い物の仕方も家での料理の仕方も変わって楽しくなったんです。 

 

島本:それはうれしいです。日本の食品ロスの量は世界ランキングの中でも上位。昔はもったいない精神でなんでも食べ切ってたんじゃないかと思うんですけど、今ってもったいないよりも「お腹いっぱいなら無理して食べなくていい」の風潮ですよね。経済的に豊かになって物を捨てるようになったこともまた食品ロスに関わる問題。捨てるということは作ったエネルギーも捨てていることと同じ。「つかう責任」を果たせていないことにもなってしまいます。 

 

茜:というお話を聞いた上で、前は欲しい物をなんでも買い物カゴに入れて、余ったら捨てちゃってたなって思い知らされました。そういう人が私の他にもたくさんいて、食材を捨てることがここまで大きな問題になっていたとは考えもしなかった。

 

 

「1.過剰除去 2.直接廃棄 3.食べ残し。これらがないか見直しから始めてみて」(島本)

 

島本:そうですね。食品ロスの原因は3つあって、これらを意識するとロスが減らせます。1つめは過剰除去。家庭から出る食品ロスの食材一位は野菜で、食べられる部分を捨てないようにすること。 

 

茜:野菜の皮でも食べられるものは多いし、たとえばエノキも下から1cm程度切ればあとは全部食べられるし…と、私は島本さんから得た知識があるから今でこそそうしてますけど、それまでは「この部分は捨てるもの」と出所不明の常識に囚われてました。 

 

島本:そうなんですよね。しかも捨てちゃう部分に一番栄養があることも多いです。たとえば人参は実の中心より外側にいくにつれて栄養が豊富で皮も食べられるし、ピーマンに含まれるピラジン(血液をサラサラにする成分)の量は緑の実の部分に比べて中綿と種に10倍含まれてるんですよ。なのにそういう部分は捨てて、みんなサプリメントを飲んだり運動したりと必死じゃないですか。過剰除去をやめることで健康や美容にもつながっていくので、食べ方の見直しをまずしてみると、自分へのメリットも多いと思いますよ。 2つめは直接廃棄。買ったけど使わずに捨ててしまうこと。安さを理由に買ったものの、使わず廃棄してしまうことって多くないですか? たとえば5本入りのきゅうりってお得に見えるからそれを買うのがいいと思いがちだけれど、使いきれなければお得じゃないし、古くなってから食べるとなるとおいしくない。だったらあまり値段差はなくても3本入りにしておくほうが、結局お得だしおいしくていいですよね。 

 

茜:「使う目的は未定だけどとりあえず買っておこう」の気持ちが原因ですよね。私もそうでした。今は冷蔵庫にあるものありきでメニューを考えて、必要なものだけを計画的に買うようになって、それが楽しい。 

 

島本:そうそう。楽しいし、気持ちいいですよね。調味料なんかもそうで、賞味期限切れで捨ててしまうことってよくあるじゃないですか。大容量を買ってしまったがために、というのもよくある原因ですが、開封したら当然味が変わっていくからおいしくなくなるし、体にもあまりよくない。だったら小さい方を買ったほうが、なにかと幸せです。余談ですが、インスタ映えを気にして買った食品や作ったご飯からも食品ロスはあるんじゃないかなと思います。 

 

茜:読者に響きそうな話題…。

 

 

\茜の取材ノート/

 

島本さんにお会いして何度もお話を聞いていくうちに、私自身が買い物や食事との向き合い方が変わったので、今回読者のみなさんにもこのお話をお届けできて嬉しいです。食事って1日3回することだから、食品ロス削減のために実践できることがすごくたくさんあるんですよね。私も日々発見の最中です。だからSDGsに参加したいけど何からはじめていいかわからないという方にはぜひ、食品の買い物の仕方や使い方から見直してもらえたらいいなと思います。計画的にスーパーに行くのって、結構楽しいです♡ 

 

 

料理研究家 島本美由紀さん】 これまで50カ国、200回を超える海外旅行を経験。旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、手軽に作れるおいしい料理レシピを考案する“旅する料理研究家”。そのほかラク家事アドバイザー、冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー、防災士としても活動しながら、食品ロス削減アドバイザーとして消費者庁食品ロス削減推進対象委員長賞受賞。各局の朝の情報番組出演をはじめディア出演多数。各分野の講演会開催も行っている。 

 

ジレ¥34,700(シーニュ)ブラウス¥19,800(カデュネ/カデュネ プレスルーム)パンツ¥22,000(ジャスグリッティー/ジャスグリッティー プレスルーム)イヤリング¥5,250(アビステ)※島本美由紀さんの衣装は私物です。