今田美桜さん「まっすぐな瞳」が生み出す「花咲舞」の説得力 | ☆SnowManさんと今田美桜さんが大好きで応援してる夫婦のBLOG☆

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以下のベストセラー漫画&小説の「共通点」は?

 

『東京リベンジャーズ』 

『花より男子』 

『悪女(わる)』 

『わたしの幸せな結婚』 

『半沢直樹』 

『花咲舞が黙ってない』

 

  【写真】マギーさん&矢柴さんのXポスト、『花咲舞が黙ってない』名シーンの連続写真

 

 

これはすべてドラマや映画化された、さらにその放送前から数百万部を超えるような大ヒットを果たしていたマンガや小説だ。そしてこれらのドラマ・映画すべてに共通しているのが、「いずれかのシリーズに今田美桜さんが出演している」ということである。  

 

ベストセラーということは「原作のファン」が多いゆえに注目も集まるが、逆の意味で言えば出演する俳優にはプレッシャーにもなりうるもの。しかも今田さんの場合、2022年放送の初主演ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った? ~』と現在放送中の『花咲舞が黙ってない』がともに前作が大ヒットしたリメイクドラマだ。

 

「目の前の仕事を一生懸命やって楽しむ」

 

5月25日に第7話が放送となるが、原作者の池井戸潤さんも今田美桜さんを絶賛していたと報じられていたように、「令和の花咲舞」として多くの人を惹きつけているのだ。  

 

この「良き空気」はどのように生まれたのだろう。 ドラマ『悪女』のときFRaUwebのインタビューを改めて見返すと、そのヒントが見えてくる。今田さんは同作の出演が決まったときすでに絶版となっている原作を全37巻すべて読破したという。あえて原作を読まない出演者もいるが、このとき今田さんは「単純に読みたいんです」と屈託がなく、次のように続けていた。  

 

「原作のファンも多い漫画原作の作品は、プレッシャーはもちろんありますが、それ以上に、スタッフや共演者の方とキャラクターを作っていく作業が楽しくて」  そして主人公の麻里鈴のことを表してこのようにも語っていた。 

 

「麻理鈴は将来のことはあまり考えていません。目の前の仕事を一生懸命やって、楽しみたいと思っています。私も将来のことについて、はっきりとは考えられないタイプで、そういったところに、とても共感します」  

 

原作のことや前作のことを悪い風にプレッシャーに感じるとしたら「比較する」からだ。でも、素晴らしいものは素晴らしいものとしてそのまま受け止め、それとは別に今目の前の仕事を一生懸命する。しかも楽しんでやっているなら、そこに「比較」「自虐」などは生まれない。

 

「麻里鈴に共感する」という言葉の奥には、今田さん自身の姿勢が見える。

 

 

「真っ直ぐな瞳が印象的でした」

 

そんな今田さんの魅力を的確に伝える言葉は、5話にゲスト出演したマギーさんのX投稿ではないか。  

 

「今田美桜さん、真っ直ぐな瞳が印象的でした」  

 

第3話にゲスト出演した矢柴俊博さんも次のようにポストしていた。  

 

「僕はもっともっと花咲舞と闘いたくて、最後に彼女の目線の高さに自分を下げて、改めて舞と向き合いました。あの時の舞の表情、忘れられません。憤怒、とはまさにあのことだと思います。一番近くで目撃出来た幸運に感謝します」  

 

バディを組む相馬を演じる山本耕史さんも「Real sound」が行ったインタビューにて今田美桜さんについて「最初に会った時は目が印象的でした。距離が離れてるのに、ものすごい目がキラキラしてて」と語ったうえ、次のように語っている。 「かわいいっていうのは誰が見てもそうなんだけど、真っ直ぐなお芝居に芯の強さが表れてますよね」  

 

そう、今田さんの魅力は、容姿はもちろん、素顔からにじみ出す「真っすぐさ」なのだ。だからこそ、感情も表情も豊かで、必死で真剣に物事に向き合う「花咲舞」に絶対的な説得力をもたらすのだろう。俳優なので演技で感じさせるものはもちろんあるとはいえ、その人の佇まいは役柄にもどうしても出てくるのだ。

 

 

貴重な撮休の一日に森を訪れ…

 

実は今田さん、6月24日発売の「FRaU8月号」表紙の撮影のため、5月に都内近郊の森を訪れていた。撮影したのは、「花咲舞」の過酷な収録の合間の貴重な1日。早朝にロケバスが迎えにいき、日帰りで森に行くという無理なスケジュールながら、「大好きな木や森に囲まれてリフレッシュできました!」と笑顔で語り、スタッフと和気藹々のロケになった。幼少期から自然には親しみ、キャンプ場で父親が作る燻製を楽しみにしていたというエピソードからも、「のびのびまっすぐ育ったんだな」ということが感伝わってくる。

 

ちなみに、講談社文庫の『花咲舞が黙ってない』巻末に書かれた、文芸評論家の村上貴史さんの解説には、池井戸潤さんの原作の魅力を分析する中で、ドラマ『花咲舞が黙ってない』や『半沢直樹』との関係性もつづられている。 “花咲舞”が初めて登場した『不祥事』の刊行が2004年、それから10年後に杏さん主演のドラマ『花咲舞が黙ってない』が放送され、第二シーズン放送後の2016年から読売新聞での連載が始まった。そして刊行されたのが『花咲舞が黙ってない』。つまり本書は前シーズンにはないストーリーだ。  

 

たとえば小説の『花咲舞が黙ってない』第2話「汚れた水に住む魚」は、ドラマ第3話の「反社との癒着」の話。第3話の「湯けむりの攻防」はドラマ第5話、「半沢直樹」登場の回といった具合に、ドラマを見てから読むと一層リアルに楽しむことができる。  

いよいよドラマはクライマックスに向かう。花咲舞が勤務する東京第一銀行が、半沢直樹が勤務する産業中央銀行との合併を突如発表し、菊地凛子さん演じる昇仙峡玲子の秘密も徐々に明らかになった中、果たしてどんな事件が起きるのか――。 今田さんの「真っ直ぐな瞳」が生み出す「令和の花咲舞」はきっと真っ直ぐに真実を追求していく。

 

 

ドラマ『花咲舞が黙ってない』 日本テレビ系 土曜日21時~ 

 

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小説『花咲舞が黙ってない』 2004年刊行の『不祥事』に続く「花咲舞」シリーズ第二作。今回のドラマのエピソードが盛りだくさん!