今日15日未明、ゴールデンの男の子マークは


4歳になったばかりの短い短い生涯に幕を降ろしました。



病名は 自己免疫性溶血性貧血・・・


そう、のんたんと同じ病気でした



ご飯が食べられなくなって約2カ月


次第に歩けなくなって


それでも、2頭の弟達と一緒にお散歩だけは行きたがったマーク


呼吸も苦しくなって、嘔吐、血尿、タール便・・・


お水を受け付けなくなっても


最後の1日は、きっと家族の為にと決めて頑張ったのでしょう。




昨日の病院では、立つ事も出来なかったマークが


立って歩いて先生や看護師さんに挨拶・・・


帰ってからは、カートに乗っておばあちゃんとも一緒に、


家族みんなでお散歩にも行ったマーク


それが最後のお散歩になったけど


お友達の黒ラブちゃんともお別れ出来たマーク・・・



パパが深夜の仕事を終え、家の鍵を開ける音と同時に


ママの腕の中で静かに生涯を終わらせたそうです。


待ってたんだね・・・


家族が揃うのを・・・


頑張ろうって決めてたんだね・・・



のんたんを見たから分かるよ!


どれ程辛い状況を頑張ったかが・・・・



マークの為に、手作りフードまで作ってくれた温かい先生の治療の元


よく頑張ったねハート2



ママも、毎日寝ずの看病・家事・仕事そして他2頭のゴルのお世話


そんなママの姿を、マークはずっと見ていたんだよね



マーク、偉かったね!!


3ゴル男の長男らしく、一番家族思いだったマーク



昨日の時間外に病院で、オシッコをカテーテルで抜いて貰って


スッキリして穏やかに横になれたマークの姿


まだ4歳・・・ピッカピカのマーク


綺麗な毛艶に、とても綺麗なお顔のマークが


この4時間後に生涯を閉じるなんて・・・


やっと苦しみから解放されたね


もう辛くないね・・・


本当に立派に頑張ったマークの姿が


きっとこれからの家族を救ってくれる事になると信じているから




どうかどうか安らかにね花






人の寿命も、ワンコの寿命も


決して年齢の順ではない事をつくづく実感します。



だからこそ、やっぱり今日1日


今日こそ精一杯に生きよう。。。。



マークが教えてくれたんだね!


本当によく頑張りました、マーク偉かったよ!


お疲れ様♡




自己免疫性溶血性貧血

どんな病気なの?

 溶血性貧血とは、体の中で赤血球の寿命が本来より早く、何等かの原因で大量に破壊され、血液が失われる状態を言
います。この溶血性貧血でもっとも多いのが、自己免疫性溶血性貧血(AIHAとも呼びます)であり、雌犬に多く発生します。

 このタイプの溶血は、体内の自分自身の赤血球が免疫学的に自己の物でないと認識され、脾臓や肝臓の細胞に
捕らわれ破壊されるために起きます。失われる赤血球が、供給に追い付かないと貧血が現われ、体内の各器官
は酸素欠乏状態となり、障害を受けます。貧血の症状の激しさは、溶血のスピードに影響されます。溶血が短時
間の内に起きると、貧血に対する代償機能が働かないので、生命を脅かすほど危険な状態に陥ります。

溶血性貧血の症状

1.口や舌の色が白くなる                          
     →どれくらいかと言うと、こんな色です。             
2.元気がなくなる。発熱することがある。                 

3.疲れ易い。よく眠る。四肢の先が冷たくなる。             

4.動悸が早くなる。                             
→貧血の為、心音に雑音があるそうです。     
5.時には、尿が赤くなったり、黄疸により体が黄色くなることがあります。
→ロボの場合は真ッ黄色になりました。こんな色です。

治療

 一般的に症状の発現は急で、経過が早いので、はじめは入院治療が望ましいでしょう。治療の目的は、急性の貧血状態
を管理すること、脾臓および肝臓での赤血球の破壊を減少させる事、および免疫学的な赤血球の認識を抑制する事に向
けられます。
 最初の72時間以内に治療(免疫抑制作用のある副腎皮質ホルモンを投与、治らない場合は抗ガン剤を投与)
に反応し、貧血が改善される傾向がある犬は、予後は良好です。
→ロボは全く反応しませんでした。そのため、東大VMCにてガンマガードという特殊な薬を投与しました。
 反応の見られない例では、さらに強力な薬物を用います。症状が安定すれば、自宅での内服薬の投与によってコントロー
ルされます。
 時に、貧血が生命に関るほど激しく危険な時は、輸血が考慮されますが、自分の血液でなく他の犬の血液を用いるので、
更に溶血を惹起されることがあり、特殊な例以外は行いません。
 不幸にも、全くあらゆる治療に反応しないで急性に死亡する例も見られます。
 治療は長期にわたり、薬の量を徐々に減量していく方法なので、病院に指示されたことを必ず守ってください。



お昼過ぎには、小さくなって帰って来るマーク・・・


家族が寂しさと闘うのはこれからだけど


マークの頑張りが、どうか家族の支えになります様にと祈ります。




人もワンコも幸せに・・・ミント