昔から、お母さんに似てるね、と言われる私


それは外見のこと。

性格は全く似ていない。
それ故によく、ぶつかり合う。
譲らないところは母譲り…なのかもしれない…笑


ぶつかり合うことは多いけれど、やはり母は母。
私にとって良くも悪くも、大きな存在。





父に似てるね、とは言われたことがない私だけど

歳を重ねて 私は父の子だなぁ。と感じることがよくある。


それは読書がとても好きだということ。



幼い頃から気がつけば本を読んでいた父

必ずかばんの中には本を忍ばせ少しの時間でも読書をしている。


朝早く起きると本をそばに置き
新聞紙を広げてインスタントコーヒーを飲んでいたな、と思い出す。

ふと見ると次は新聞をとじて 読書をしている。


口数は少ないけど静かにそばにいて
幼い私は、その存在に安心していた記憶が甦る。





そんな私も
暇さえあれば本を読み、静かに過ごすことが好き。


あぁ…似てるなぁ、と思う。




実家に帰ると相変わらず本を読んでいる父


昔と比べると年老いて、すっかりおじいちゃん。


ふと幼い頃を思い出して なんとも言えない気持ち。
もうそんな風に感じる世代になったのだなあ


私にとって父の存在も、母同様にとても大きいな と感じた週末。


要は、好きなのだなと思う。


こんなことが素直に表現できるようになって

私も随分歳を重ねたのだな、と実感。




今度、両親を誘ってどこか一緒にお出かけしよう。