それ以来、病気アピールは通じないと踏んだのか

 

体調のことは、めっきり言わなくなった。

 

その代わりお金に対する要求が増えてきた。

 

そもそも別居中、クズ夫には決まった金額を渡していない。

 

というのも

 

給料の振り込み操作を勝手にしていたので

 

いくらかはクズ夫の手元に渡っていたのだ。

 

そもそも、お金がないならなぜないのか、

 

どうして今別居しているのか、

 

自分はどうしたらよいのか

 

考えるべき時間であって

 

時が解決するわけではない。

 

 

 

お金が無くなると

 

「話がある」

 

と言って

 

子どもが寝た後、家に話にやってくる。

 

「金がないから○○円欲しい。○○に使うから欲しい」

 

と要求してくる。

 

そのたびに私は

 

今の家計の状況と、離婚したい旨を伝える。

 

(過去にお金を渡したことがあったが

 

渡すと機嫌がよくなり、意気揚々と帰っていくのだ。)

 

それが頻繁になり、しかもだんだん取り立てのような勢いになってきた。

 

 

 

 

そんなある日

 

実家の母から連絡がきた。

 

(私は別居の話も離婚を考えてる話も実家の両親には伝えていなかった)

 

クズ夫が1人で実家に来た。と。

 

そして

 

家を追い出されて金がない

 

という話をし、それを真に受けた父親がクズ夫に5万円渡し

 

クズ夫は返っていったと・・・

 

 

 

うそでしょ?

 

 

と思ったが、あいつならやりかねない。

 

というか、娘の話を聞かずして、その話を信じる父親もどうかしている。

 

母親はなんかおかしいと思って私に連絡をくれた。

 

その後両親には事情を説明した。

 

クズ夫には

 

なんでうちの親からお金をもらうのか聞いたところ

 

こう返ってきた

 

 

 

「だって・・・くれたから」

 

 

 

ほんとに・・どうかしてるな・・・

 

と思い始めたころ

 

パーソナリティー障害というワードを知った。

 

パーソナリティー障害と言っても色々な種類があるし、

 

少なからず自分にも当てはまるところはある。

 

自分のメンタルも少しおかしいな・・と思っていたので

 

少し勉強してみることにして

 

どうせ勉強するなら、

 

と、

 

メンタル心理カウンセラーの資格を取った。(特にそれを仕事としているわけではない)

 

わかったことは

 

パーソナリティー障害の中の2種類にクズ夫にかなり当てはまる項目があったこと。

 

そうなのか・・だからなのか・・病気なんだ・・

 

と思うと、私の気が楽になったこと。

 

だった。

 

そう思ってもクズ夫に寄り添い、

 

治療していこうという気にはなれなかった。