「満たされない気持ち」 という記事にコメントいただいていたのですが、気がつかなくてごめんなさい。
もう1ヶ月以上もたってしまいました。

こんなに内容の濃い素敵なコメントを放置してしまって、本当に申し訳なかったと思います。

それなのに何も言わずに普通にお付き合いくださってありがとうございます。

今回は、コメントを読んでの感想と私の想いを記事にしますので、

よかったらそちらのコメントからお読み下さい。

 


私は大人になって、

初めて親のあり方を考えました。


そして人の親になったとき、
初めて自分の育てられ方を振り返りました。


多くの傷を背負ってきたことを実感しました。


私の母は間違った愛情表現をしてきたのだと気づきました。



母もまた、親の都合の良い愛され方をし、子ども時代に傷ついてきたのです。

「親の言いなり」の人生だったと思います。


そんな母は、母なりに精一杯の愛情を注いでくれました。

母には感謝しなければならないと思ってます。



母は女手ひとつで、私たち二人の姉妹を育ててきたのですから、たいへんな苦労があったと思います。
そんな母に感謝することができなくて、ずっと苦しい思いをしてきました。


今でも本当に心の底から純粋な気持ちで感謝できるかと問われれば自信がありません。


けれど。

親に対する感謝の気持ちと、自分が背負ってきた傷とは、切り離して考えるべきなんですね。


そんな風に、親との関わりで子ども時代に自分が傷ついてきたことを認めれば、少しずつその苦しみから解放されます。


孤独感、不安感はいったいどこからきているのだろうか。
自信がもてないのはどうしてなのか。


子どもの頃に得られなかった「何か」を今、自分で埋めていくしか方法がありません。


親の愛を十分に実感できていれば、自信に満ちあふれた人生をあゆむことができたのではないでしょうか。


人間の根底にある大切なもの、それは喜怒哀楽の感情です。
それらの感情を受け止めることができるのは親です。


私のこれまでの人生が、そのことに気づかせてくれたのだと思います。


傷つき苦しみの原因さえも、生きるパワーの源になるのだと思えれば、私は自分の過去に誇りをもつことができます。


一つひとつ過去を整理して、自分で受け入れることが大事であり、未来へのステップへと繋がるのだと思います。


自信に満ちあふれた人生をあゆみたいです。