「口臭大王」日記

「口臭大王」日記

なぜ生まれ、なぜ死ぬのかを探究する日記ではありません。

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5月1日(金)。


 好きで書いているこのブログですが、わたし自身は危機に立ち至っていることをご報告しなければなりません。

 今朝も、お酒を飲みました。朝から、コンビニ「ローソン」店頭にて飲みました。朝から、「ローソン」店頭にて、お酒を飲みました。

 今日から5月です。

 5月1日から、朝6時に起き、外へ歩きに出て、朝食はお外でコンビニで食べよう、と決めておりました。

 用意周到なわたしは、練習、というか馴らし運転というか、3日前から感触を試しておいた方がいい、と考えました。

 4月28、29、30と、朝6時に起き、外へ歩きに出て、コンビニ「ローソン」で、焼きそばパンなどを食べました。…

 その際、つい、出来心で、「世界から1本、お酒を消費する」というご迷惑をおかけしました。

 朝からなのに。

 朝から、が罪の意識でした。

 が、3日続け、今日、いよいよ本番でも、やっぱり朝から飲んだのですから、反省の色もない、といわれても仕方がありません。

 5月1日、今日から本番ですが、「もうやめよう」と思いました。

 顔は、鏡と光の具合によっては、前より肥えています。

 お酒で、ささやかな外食で、明らかに体重が増えているのです。

 朝の歩きは、太るのを阻止する目的性にはかないませんでした。

 朝食も、結局、お酒が必然となり、喜べるおいしい食事といえるには何かが過剰という意味合いを連れてくるものでしかありませんでした。…


 今日は、本番始まりとともに、このプロジェクトの最終日。昨日9%の「氷結ストロング・パイナップル500ミリリットル」を飲みましたから、さらに上を行く何かを飲まなければ、と武者震いにふるえました。

 ウォッカが入っているのだと追跡調査した昨日の「氷結パイナップル」は、期間限定でもあり、巡り会えたのが幸運でしたが、2日続けて飲む気にはなりません。

 ぜひアルコール度数で、9%以上を求めなければ最終日が泣きます。

 すると、「日本酒に手を出すしかない」のは見え見えです。

 朝7時にもなっていない爽やかな5月、わたしはただ人生が駄目だという理由だけで日本酒に手をそめるのです。

 コンビニ「ローソン」の、一回で飲める小型のビンの日本酒は、7、8種類、ありました。

 どれも13とか14とか15とかの度数で、わたしにとっては新たな挑戦になります。…

 最初だから、いちばん度数の低いのを選んで「伸びしろ」をもとう、と思いました。

 そこで最終的に手にとったのは、「白鶴」です。

「きりっと冴える『生』貯蔵酒・しぼりたての風味『白鶴』」と書かれてありました。

 ブログに書くためメモしました。

 この「白鶴」を選ばなければ、「浦霞」「上善如水」「玉之光」「菊水」「山田錦」などがありました。

 ブログに書くためメモしました。

 これらの居並ぶ中、最終的に「白鶴」を選んだのは、アルコール度数が13%で、「14%以上15%未満」などの表示ではなかったからです。

 しかも、「白鶴」本社は神戸のようです。

 神戸も神戸、東灘区にあるようです。

 わたしが昔、高校は出ていていたけれども大学へは入っていなかった頃、高校は出ていたけれどもまだ大学を卒業していない、元同級生の友人と、神戸、大阪あたりを旅したことがありました。

 友人の、「男なのに宝塚好き」なのにつきあって、宝塚へ行ったのがメインだったのですが、分離して行動する際、どこへ1人で出かけてみるかが問題となりました。…

 わたしはいっとき受験に狂うバカで、あの私立学園、圧倒的超優秀受験校の「灘中・灘高」を見に行ってやろう、と思ったのでした。

 そういう趣味、変だよ、と友人にいわれましたが、友人だって男のくせに「宝塚」です。

 男のくせに「宝塚」の者が、たかが中・高を名物にして、観光のように見に行く受験バカを、変だよ、といったのです。

 そりゃ変でしょう、と思いました。現役高校時代は、将棋の団体戦で、東京のあの「開成高校」に勝ったとき、眠れなくなるくらい、興奮しました。

 さまざまな制約が許すなら、全国の超一流私立校、国立校を、見て回りたいと思っていました。

 さて、神戸市東灘区の灘中高を訪問、不審者のように門の外をぐるりと回って歩いていましたら、水のない涸れた落ち葉の溝に、何か意味ありげなものが落ちていました。

 エロ本でした。

 灘中生、灘高生でも、エロ本を見るんだと思いました。

 エロ本は、記念にホテルへ持って帰りました。

 友人は遅くまで外で活動して帰って来たものらしく、朝になって昨日のことなど語らったりしたのでした。

 灘の中高生が使ったに違いないエロ本のことをしゃべりました。

 すると友人が、「それ、まだある?」というのでした。

「ベッドのマットレスの下に隠した。…というか、そこに棄てて帰るよ」…

 掃除に来たホテル職員は、わたしが使ったと思い込むことでしょう。

 だけど残念、灘高生が使ったものですよ。…

 灘高生でも、こういうのを使うんですよ。…

 ちなみにわたしは、いやらしいことをしたのが18歳で初めてです。

 2人でのやつじゃなく、1人でのやつであります。

 高校を卒業して、3ヶ月くらいあとに、初めての1人暮らしでやりましたです。

 甘美な想い出です。

 灘高生は、なぜあんなところに棄てたのでしょう?

 まさか、灘中高生のものじゃない?…そういう仮定は夢を壊します。やめておきましょう。あのエロ本は、断じて灘高生以外は使ってはいないのです。

 男なのに宝塚が大好きな友人は、話を聞いてあきれました。でも何もいいませんでした。…

 この友人は、アニメが大好きな男で、まだ日本のアニメの草創期からして研究していました。

 やがてわたしが大学に入り、彼が会社に入り、あるとき会社の寮で、引っ越ししなきゃならなくなった、手伝ってくれ、と電話がありました。

 いいよといって、しかも約束を破らざるをえぬ展開となり、交遊は断裂しましたが、そのとき思いました。「高校の同級生に、寮の部屋から部屋への引っ越しを手伝ってくれだなんて、つまり、友達がいないんだな。…実は、あいつこそ『おたく』ってやつだったのかな?」…

 察しの悪いわたしは、自分ももしかしたら「おたく」の一種かも、という考えには気づいていませんでした。…

 わたしも「おたく」なのでしょうか? つまらない話でごめんなさい。…


 さて、朝、日本酒を300ミリリットルのビンで飲むと、気持ち悪くなり、…おにぎり1個「いくら」を食べただけ、パンは焼きそばパンも他のもいいのがなく、この2品だけ消費して、まずはこのローソンを済ませてもう1つある途中のローソンで適宜補完しよう、とりあえず「白鶴」だけで「出来事」になっちゃうのだけは惜しもう、などと思いました。…

 いくらおにぎりと、「白鶴」とで、おしまいの気分になった内省を込めて、もう1つの途中のローソンに入ったのは、30分ほどあとのことでした。

 結局、ここでも、食べ物を足して食う気になれず、ええい、もう人生おしまいだから、9%の「氷結ストロング・パイナップル」350ミリリットルを買いこみ、店頭に立ち尽くしてあおりました。

 ますますいやな気分になってゆきました。

 白鶴も合わず、パイナップルも、要は合わないのです。

 合わないのに、飲んでいるのです。

 宝塚好きの友人、お酒飲むか結婚するか選ぶとしたら、どちらの苦難に立ち向かうかな、とも思いました。

 あいつ、あるとき、「100人しかいない中でいちばんいい子を選ぶのと、1000人いる中でいちばん可愛い子を選ぶのとでは、どれくらい差が生ずるだろうか?」などと、わたしにいってきました。

 出来たら1000人の中から選びたいそうです。


 わたしも人生の夢や夢に似たものを捨て去る日が近づいてはまいりました。

 勝手に転がって生き、みんなに迷惑をかけ、死んでいきたしです。

 何歳まで生きるのだろう、とあらためて思います。

 はかない人生にも、あれこれくらいはあったということであります。ただ、そのあれこれくらいに、価値はありませんでした。…過去に価値を与えるには、未来で成功しなければなりませんが、「価値」の大きさ小ささと、「成功」の大きさ小ささの兼ね合いが、とても難しいのを感じておりまして、5月1日においては「疲れた」ということなのでありましょう。…