5月18日に放送された「THE SECOND」で、

『ハイパーゼネラルマネージャー』という謎の役職で登場された有田哲平さん。

 

これまでお笑い賞レースの審査員をされているのを見たことないなと思っていたら、

実は全て断られていたそうです。。

 

今回は、有田哲平さんの命式を見てみたいと思います。

 

 

日干支は「己未」。

己は土質に分類され、田園、田畑、大地などを意味します。

未も土質に分類され、燥土・乾いた田園を意味します。

己未は、人生をゆっくりとマイペースに進み、粘り強く積み重ねていく人ですが、

平穏な人生が一転、激変の渦に巻き込まれたりすることもある干支と言われています。

男性の場合は、忍耐力がありながらどこかあっさりした面も。

 

有田さんの命式の特徴は、陰占五行を見たときに(28元を含めない)、

土質:5、金質:1 と、五行がかなり偏っています。

これは人生の様々な場面でアンバランスな状態が現れますが、

反面、特殊な能力を発揮したり、天才的な一面を持つような人になります。

地支は全て土性で、「土性地支一気格」になりますので、

人を育てるのが大変上手な人。

 

陰占の位相法は、日月年ともに「庫気刑」、日月に「納音」、日年に「」があります。

庫気刑は、目上の人と争いやすく、和が保ちにくいところがあります。

納音は、とても用心深く手堅い人生を歩む傾向があり、

ケアする能力、分析力、注意力、問題解決能力は納音に勝るものはありません。

破は庫気刑や納音の現象を強めます。

 

己未は「子丑天中殺」に分類されます。子丑天中殺は北方が欠けるので、

あまり深く考えずに楽観的で明るい人が多いのですが、

初代運で目上運(特に父親)に欠けるのも特徴の一つ。

その分、部下や子供などの目下運には恵まれます。

 

陽占では、守備本能の星「貫索星」が3つ、「石門星」が1つあり、相当守りの強い人。

頑固な面もありますが、物事を積み重ねるスペシャリストになります。

思考が偏る分、天才的・奇人変人的になり、技術的・芸術的な面で才能を発揮し活躍していきます。

孤独な意味も持つ「調舒星」が陽占の北方に出ているので、

これも目上運の薄さを意味します。

 

庫気刑、子丑天中殺、陽占の北方が調舒星と、目上運に欠ける有田さんですが、

相方の上田晋也さんは午未天中殺の人ですので、目上運に恵まれ、目下運が欠ける人。

有田さんとは真逆の要素をお持ちなので、お互いにないものを補いあえるコンビになります。

 

 

2024年は、西方と中央に干合が廻ります。通常なら、干合変化をするのですが、

有田さんの日干・月干である「己」は変化しません。

ちなみに来年は東方が干合する年ですが、有田さんの年干「庚」も干合変化しない干。

10種類ある干のうち、変化しないのは「己」と「庚」の2つだけ。

有田さんの命式に出る天干は3つとも「己」「庚」ですので、

そういうところにも、有田さんの守りの強さ・頑固さが現れています。

 

今年は、名誉を表す「牽牛星」が廻りますので、社会的な地位が上がり、役目が増えるような年。

東方が天剋地冲ですので、仕事・社会の面で変化が出やすいです。

来年は、車騎星が廻りますので、非常に働き者になり忙しくなりそうです。

 

目上運が薄い方は、目上が徐々に減り、目下が増えてくる50代・60代から

真の自分の人生を歩むことができると言われています。

有田さんは、これまでも十分に活躍されていますが、

今後はより一層ご活躍されるかもしれませんね。