熊谷真実さんが、昨年3度目の結婚をしていたことを報告されました。
近年は、結婚する人自体が減っている中、60代での結婚は本当にすごいなと思います。
いくつになっても恋ができることは素敵ですよね。
今回は、年齢を感じさせない若さを保ち、輝き続ける熊谷真実さんの命式を見ていきたいと思います。
日干支は「丁酉」。
丁は火質に分類され、灯火、焚き火などを意味します。
日干が丁の人は、焚き火のように近くの人を暖める人で、繊細な面を持ちます。
酉は金質に分類され、宝石を意味します。
酉金を命式に持つ人は、美男美女が多い傾向にあります。
丁酉から出てくる十二大従星は「天貴星」。
天貴星が晩年期に出る人は、実際の年齢よりも若く見え、気も若い人が多いです。
いくつになっても、センスの良いおしゃれをします。
熊谷さんの命式の中に配偶者の星はなく、恋人の星が1つあるので、
実は結婚よりも恋愛向きの人。
命式の位相法は、日月が「対冲」、日年が「破」、月年が「旺気刑」になります。
日月の「対冲」は、結果がまとまりにくいところがあり、「破」もあるので、それが強まります。
「旺気刑」もお持ちなので、人と争いやすい面もあるかもしれません。
反面、強運の持ち主でもあります。
丁酉は辰巳天中殺に分類され、かなり現実的でたくましく生きていく人です。
宇宙盤は、主に第2領域と第3領域。思考するよりは行動するタイプ。
陽占の東方にも行動力を表す車騎星がしっかり出ています。
陰占では五行が全て揃うので、なんでも一通りできてしまう器用な人。
自分を守ることも、思っていることを伝えることも、人や物を引きつけることも
行動することも、習得・思考することも無理なくできる人です。
だから、言いたいことがあっても言えなくてモジモジする…とか、
したいことがあっても行動できずにモヤモヤする…とかにはなりません。
熊谷さんの陰占の特徴は、3柱とも28元が1つしかないこと。
不器用なところはあると思いますが、分かりやすい人なんじゃないかと思います。
複雑な思考をせずに動ける人なので、周りからは度胸がある人に見られます。
次に、後天運を見てみると、
熊谷さんは2歳運の方で、62歳になる2022年から牽牛星の大運に入っています。
日干と干合する大運なので、まさに良いお相手が現れやすい時!
60代で日干と干合する大運が巡る場合、ご縁がなかった…とあきらめる方もいる中、
熊谷さんは、お相手を見事に射止めてご結婚されました。
年運では、昨年は「癸卯」の年。
天中殺の結婚にはならなくてよかったのですが、位相法は少し気になるところ。
ただ、もともと対冲も旺気刑も命式に持たれているので、
その位相法に慣れていることを考えると、あんまり現象は出ないかもしれません。
むしろ、西方の天剋地冲で新しく生まれ変わり、中央の比和で新しい居場所を得るような意味の方が強そうです。
熊谷さんのサイクルの特徴は、接運の時に異性を表す「壬・癸」の年が回ってくること。
1人目のつかこうへいさんとご結婚されたのは1980年で、離婚されたのは大運が切り替わった年の1982年(壬戌)。
2人目の中沢さんとご結婚されたのは、これまた大運が切り替わった年の2012年(壬辰)。
中沢さんと離婚されたのは、大運最後の年の2021年(辛丑)。
3人目の方と結婚されたのは、大運が切り替わった翌年の2023年(癸卯)。
全ての結婚・離婚が、大運が切り替わる前後2年の接運の間にされていました。
接運は不安定な時期なので、天中殺同様に要注意の時になります。
3人目の方とは、良い時期出会われて結婚されていて
今回が最後の結婚だと熊谷さん本人が発言されているようなので、
次の接運の時期を無事に乗り越えてほしいなと思います。