
歴史ifというのがあります。
歴史の転換点でもし違う選択がされてたらどうなったかを予想するものです。
例えば、源頼朝と北条政子が恋に落ちてなかったら?本能寺の変で信長が脱出できていたら?旧幕府軍がケベール銃でなくてミニエー銃を買っていたら?
みたいな。
その中の一つに太平洋戦争のミッドウェー海戦で南雲長官が部下の意見を聞き入れていたら?というのがあります。
ミッドウェー海戦というのは、太平洋戦争の流れが変わった戦い。日本軍の方が物量で勝っていたのに作戦ミスで負けてしまった。
先に用語説明すると、
空母:滑走路がある船。貴重。造るのにすごいお金と時間が必要。
魚雷:船を沈めるほど威力がある。現代の貨幣価値で約1億円。飛行機に取り付けるのに時間がかかる。
爆弾:安い。でも爆弾だけでは(普通は)船は沈められない。
最初、日本の空母はアメリカの空母の存在を知らないまま、ミッドウェーを空襲するために飛行機に爆弾を積んでいた。ところが、アメリカの空母がすぐ側にいることに気づき大慌てになった。
そこでなんと、南雲長官、爆弾を魚雷に詰め替えると言い出した!
部下が、それはなりません。とりあえずそのまま出撃しましょうと言ったが聞き入れなかった。それは真珠湾攻撃が魚雷で成功したという経験があったから。
結果、日本側が詰め替えに手間取っているあいだにアメリカの飛行機が日本の空母に爆弾を落として魚雷や爆弾に引火し、日本は空母部隊を丸ごと失ってしまった。
ここからが本題。
では南雲長官が部下の意見を取り入れていたら歴史が変わっていたか?
これは色んな意見があるけど、多分、流れは変わらないと思っています。
まず、問題の原因が過去の成功体験に捕らわれていたということ。これは彼一人の問題ではなく組織全体に蔓延していた空気。
そして、アメリカに先手を取られている以上、どんなやり方をしても日本側もそれなりに被害を受けていたということ。
つまり、部下の意見が通っていても損害は避けられず、むしろ、あの時魚雷を使っていれば!とバッシングされることは目に見えています。
結果、ミッドウェーではなく、どこか違う戦いで同じ失敗を起こし総崩れになってたはず。
実際、日本軍には他にも優秀な指揮官がいて、勝ち目のない状況で撤退命令を出していた←それが普通(苦笑)
でもそのときに温存された部隊が、結局玉砕を命じられておしまい。
なのでJWの中にも、賢い人や人間味がある人がいるけど、その人たちが頑張っても無意味だと思うんですよね。それでこちらとしても、人に流されないようにしたいと思っています。