大塚久美子氏は創業者の父勝久氏との裁判に負けて

17億の支払いを命じられ支払いに応じました。

17億のうち15億円を三井住友銀行より借り入れたそうです。

60万株を昨年換金して返済しているので

持ち株残129万株、借金残は8億円相当でしょうか。

 

今日の大塚家具株が830円。

証券担保ローンの場合担保の株値下がりすると

担保不足に陥ります。

 

日証金などの場合はそもそも会社経営者、オーナー保有の

株式は担保評価の対象にならないそうですが。

 

三井住友銀行とどういう契約をしているか知りませんが

700円を切るということは放置し得ない事態だと思います。

市場で処分すると暴落するので換金できませんから。

 

大塚家具の業績は下落が止まらない状態です。

転職サイトの社員、元社員の叫びを聞けば

すでに会社として機能していないのではないかと思います。

賞与もゼロです。

ローン組んで家を買ってる社員は消費者金融行きの人もいるでしょう。

 

そういう状況で配当を8億円出す。

役員報酬の削減もしない。

社員は社長をボスと認めていないでしょう。

 

ということで大塚家具は内部から崩壊していき

株価の下降も止まらないと思います。

 

かといってむざむざ久美子氏が黙っているかとも思えません。

久美子氏が破産せずに生き残るためには、

会社を売却するしかないのです。

増資をして新株を発行して、自分の株も引き取ってもらうと。

それがニトリなのかどこぞの小売大手なのかはわかりません。