年末恒例の音楽賞『第53回日本レコード大賞』の最終選考会が30日行われ、今年9月にメジャーデビューした、7人組ガールズグループ・Fairiesが最優秀新人賞を受賞した。平均年齢13歳、メンバー全員が現役中学生として話題を呼び、群雄割拠の次世代アイドル戦線を制した。メンバーの伊藤萌々香は「この賞に恥ずかしくないよう頑張っていきたいです!」と涙ぐみながらに語った。

『第53回 輝く!日本レコード大賞』受賞者一覧

 Fairiesは、安室奈美恵、SPEEDを先輩に持つ、歌って踊れるアイドルグループとしてデビュー。平均年齢13歳とは思えない完成されたパフォーマンスでデビュー前から注目度が高かった。日本テレビ系情報番組『スッキリ!』のスペシャル企画でグループ名を公募。多数の応募が寄せられ、“妖精達が舞っているかのような踊り”のイメージから「Fairies」(フェアリーズ)と名付けられた7人。番組では日々過酷なレッスンに取り組む姿にも密着するなど、着実にファンを拡大させていった。

 先ごろメンバーの藤田みりあが右足首骨折の骨折の大怪我を負ったが、この日のステージでは怪我を感じさせない完璧なパフォーマンスを披露し、中学生とは思えないプロ根性を見せつけた。

■過去5年の最優秀新人賞
2010年:スマイレージ「夢見る 15歳」
2009年:BIGBANG「ガラガラGO」
2008年:ジェロ「海雪」
2007年:℃-ute「都会っ子純情」
2006年:絢香「三日月」



現在も「第53回日本レコード大賞」はTBS系で午後9時54分まで生放送