神奈川県警交通捜査課と瀬谷署などは30日、道交法違反(共同危険行為)の疑いで、横浜市鶴見区潮田町3丁目、無職の男(40)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年9月23日深夜に横浜市港北区の県道を乗用車とオートバイの計70台で走行し、信号無視や蛇行運転などを繰り返した、としている。

 県警によると、同容疑者は、東京や神奈川など1都7県にメンバーがいる「全日本レーシング連盟」という全国最大規模の暴走族グループのリーダー。暴走行為は約100人で行っていたという。

 県警は、同容疑者を含めてこれまでに連盟のメンバー20人を同容疑などで摘発した。うち30代と40代が数人含まれており、県警によると少年時代に暴走族だったころを懐かしんで暴走行為をする”旧車会”と呼ばれるグループだという。