中央選挙管理会の選挙会が22日午前に開かれ、衆院選に立候補した民主党の青木愛、新党日本の田中康夫代表の前参院議員計2人の失職に伴い、2007年参院比例選での繰り上げ当選者を決めた。

 民主党は、前参院議員の広野允士氏、新党日本は、ジャーナリストの有田芳生氏が当選者となった。

 有田氏は衆院東京11区に立候補しており、当選告示(23日)の翌日から5日以内の28日までに参院議員の当選を辞退するかどうか判断する必要がある。辞退しない限り、参院議員の当選が確定し、衆院選立候補を取り下げたとみなされる。

 有田氏が参院議員の当選を辞退した場合、新党日本の比例選名簿次位の平山誠氏が繰り上げ当選資格を得る。