参議院は14日午後の本会議で民主、共産、社民、国民新など野党が提出した『麻生太郎首相問責決議決議案』の採決を実施。賛成・132、反対・106票と、野党の賛成多数で可決されました。

首相に対する問責決議案が可決されたのは、昨年6月、福田康夫首相問責決議案が可決されたのに続き、現憲法下では2度目。
一方、これに先だって行われた衆議院本会議では『内閣不信任決議案』が与党の反対多数で否決されています。

民主党など野党側は問責決議可決を受けて衆参両議院で審議拒否に入る方針で、『北朝鮮貨物検査特別措置法案』は審議未了による廃案となる方向です。