民主党の後藤英友衆院議員(比例九州)は24日午後、党本部で枝野幹事長と会談し、昨年8月の衆院選の選挙違反事件で出納責任者の有罪が確定したことを受けて、衆院議員を辞職する意向を伝えた。

 24日中に議員辞職の手続きを取る。後藤氏の辞職に伴い、同党の名簿登載者から中屋大介氏が繰り上げ当選する見通しだ。

 後藤氏は記者団に「選挙違反の責任を感じているのでけじめをつけたい」と語った。