オランダ・アムステルダム発アメリカ・デトロイト行きの「デルタ航空」傘下の「ノースウエスト航空」機(乗客・乗員289人)で25日、爆破テロ未遂事件があり、航空機に爆発物を持ち込み、点火しようとした23歳のナイジェリア人の男が拘束された。

 調べによると、男は着陸の20分前、爆発物に点火を試み、乗客に取り押さえられた。不具合で爆発は起こらず、航空機は無事に着陸したが、乗客1人がケガをした。男は「国際テロ組織・アルカイダの指示により、アメリカ上空で航空機を爆破しようとした」と供述しているという。

 ホワイトハウスの高官も爆破テロ未遂事件との見方を示している。