ルワンダのハビャリマナ元大統領の死亡に関して、仏判事がルワンダのポール・カガメ現大統領の殺害関与容疑を認めたことから、ルワンダ政府は24日、フランスとの外交関係を解消した。これを受け、ルワンダに滞在する仏外交官やその家族らは25日、急ぎ出国準備を行った。フランスのジャンルイ・ブリュギエール予審判事は23日、ルワンダのハビャリマナ元大統領の殺害に関与した疑いで、カガメ現大統領の側近9人に対する逮捕状の発行を許可した。ハビャリマナ元大統領は1994年、搭乗する航空機が撃墜され、隣国ブルンジのンタリャミラ大統領と共に死亡した。この事件により同年、ルワンダ国内ではツチ人大虐殺が発生。情報筋によると、今回逮捕状が発行された9人は航空機撃墜計画に深く関与した疑いがあるという。写真は25日、首都キガリにある仏大使館

ルワンダのポール・カガメ大統領(50)

死亡したルワンダのジュベナール・ハビャリマナ前大統領(57)