前回は、計算ミスを減らす方法として、「計算式の書き方」で対策する方法を
を紹介しました。
前回の記事が我ながら、イメージしにくいと思ったので、
次女が実際に学習したものを使って、事例を出してみようと思います。
まず前回のおさらいですが・・・
計算ミスを減らす方法として、
「計算式をなるべくスペースのある場所に左上に詰めて書く」
という方法を紹介しました。
これは、狭いスペースに計算式を書くと、字が小さく見えづらくなり、
計算ミスの確率が跳ね上がるためと、書きました。
では、次女の解いたもので、まずは良い例を紹介します。
見えるかな?
以前に紹介した下剋上算数のとある問題です。
計算式が、スペースのあるところに、=をそろえて整列して書かれています。
こうなると、計算ミスはしにくいです。
(0.8×0.75を先に計算しているところも、ポイントかな。)
次に悪い例です。
計算式が3つぐらいに分かれているのかな・・・
ブツ切りで計算しちゃってます。
また、一番右の計算式はスペースがなく、とても小さい字になっています。
そして、この一番右の比例式の計算で、見事に計算ミスをしていますね。
なお、左側に1.25×12のひっ算が書いてありますが、
これはひっ算を使ってはいけない計算です。
0.125を1/8にして計算するのは必須技です。
120×1/8なら、簡単に暗算できますね。
どうでしょうか?
これで、だいぶイメージがわくかと思います。
受験生の親御さんなら、「知ってるよ。」というレベルかもしれませんね
子供が解いた問題の〇付をする機会があたら、
ぜひ、何が原因で間違えたかを一緒に確認してあげてください。
もし、計算ミスが原因であれば、計算式を見て、どこで間違えているか、
なぜその間違いが起こったか、一緒に考えてあげるのが良いかと思います。
もう1つ、ついでの話ですが・・・
次女の計算式を見て、おわかりと思いますが、私は方程式を使う派です。
連立方程式もできるようになっています。
特珠算で、いくら早いからといって、凝った解き方を覚えさせると、
本番の応用で使えないかもしれません。
また、方程式は中学の数学でずっとつかいますから、今のうちから
やっとけば良いと考えています。
中学1年生の数学は一通り、やらせておくのが私のおすすめです。
まぁこのあたりは人それぞれだとは思いますが。
というわけで、このシリーズはここまでにします。
中学受験対策として、まだ書いておきたいことがあるので、
本番までにまた記事にしたいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。
いいね、コメント、フォロー、いただけると励みになります!
■おまかせ広告です。