前回は、上司3私の転職に関するエピソードについて話をしました。

 

私は、行き詰まった時に上司が助けてくれなかった経験をきっかけにして、

マネージャーを目指すようになりました。

そして、その当時の私は、

部下を思いやれるマネージャーこそが理想的だと考えていました。

 

しかし、マネージャーを数年経験した今の私は、当時とは違うことを考えています。

ちょっと違う角度から、説明していきたいと思います。

 

ところで、上司や部下は同じ会社に所属する会社員ですが、

会社という組織はなぜ存続できるのでしょうか?

それは、いつも一定数の顧客(消費者)を満足させることで、

売上・利益を上げ続けているからだと思います。

この売上・利益を上げることを、「成果を上げる」こととします。

 

マネージャーは、成果を上げるために、人・物・金

一定の範囲で使う権限が与えられています。

権限が与えられているからには、

マネージャーは成果を上げる責任があるのだと思います。

 

もし、マネージャーが部下を思いやるために、

成果を気にしなくなったらどうなるでしょう?

顧客(消費者)よりも部下を大切にしだしたら、

業績は傾き、いずれ会社は存続できなくなるでしょう。

そんなマネージャーに会社は権限を与え続けるのでしょうか?

 

上司1は部下を幸せにすることがマネージャーの役割であると考えています。

その考えは結構ですが、部下よりもまず顧客(消費者)

幸せにすることを考えるべきと思います。

上司2は部下に優しすぎて、仕事を止めてしまいます。

部下に優しいことは結構なことですが、

顧客(消費者)ないがしろにしてはいけません。

 

非情なことを言うようですが・・・

しかし、これはマネージャーが負うべき責任であり、

だからこそマネージャーは権限を持っていると思うのです。

 

では、マネージャーは部下に厳しくあるべきということなのでしょうか?

成果さへ上げていれば、上司3のように部下を放任しても

良いということなのでしょうか?

 

次回は、このあたりを考えていくために、

新たな上司エピソードを紹介したいと思います。

 

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