久しぶりの情報以外でblog。 | 米山雄太オフィシャルブログ 「お米屋」

久しぶりの情報以外でblog。

こんばんは。って言う時間なのか、、、
言うタイミングとかなんかいろいろ逃してしまっていて、このタイミングでblogにしました。

まずはアツサノセイニシテ大盛況で日々満席の状態で千秋楽まで迎えることができましたこと、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
角田なおちゃんとは以前から知り合いで、自分は体調の事があり入院してしまい出演できなかった流れる雲よ。で、なおちゃんが逆班の自分が演じるはずだった赤沢さんの相手役の智恵子を演じていました。そのときから素敵な女優さんだな。いつか共演できたらいいなって常々おもっていました。そして今回メグルキカクによんでくれました。素敵な繋がりに感謝です。
そして、名倉周くん素敵な作演出です。二面舞台と凄く難しいチャレンジだったと思います。自分は二面舞台はやったことありましたが大変なこと知っていました。でも、やってのけた彼の実力は素晴らしいと思います。今後の成長に更に期待!!
そして、作品の題材も身近に起こりうる事。いつ自分に降りかかるかわからないモノ。携帯。人間。
素晴らしかったと思う。

いかに生々しく、でも嫌らしくなく。自分はその思いで挑みました。
谷武テツオやれて楽しかったです。
最後の表情見てくださっていたかたには伝わったかと思います。人間みんな前向きのが人生楽しいんです!
またお会いする日まで。


そして、謝らなければならないことがあります。
今回、携帯電話が題材になっている作品の為、自分の使っているリアルな携帯を使ってました。
本番中は機内モードにしているため通信はありません。
ですが、金曜日の19時の公演のそのタイミングだけなぜか機内モードが解除され、送られてきたあるLINEを読んでしまった瞬間涙が溢れてしまいました。
役者として本当に失礼なことをしてまったこと申し訳ありませんでした。

その内容が『祖母が危篤』。

その数時間後息を引き取りました。

祖母が9月1日20時亡くなりました。

本番中ともあり共演者にはいっさい言いませんでしたが、ハズキとのシーンの最中で田口さんの目の前で顔は笑ってるのに泣いてる俺に大丈夫ですか?と楽屋にもどった時に聞かれて、焦って今日は目が乾燥するわー、今日の情緒おかしーわー(笑)と誤魔化し冗談で返しました。それも、正解なのかわからないままモヤモヤしています。この場をかりて、ごめんなさい。

なんであの時だけ機内モードが解除されたのか。
おばあちゃんが知らせたかったのか。知らせてくれたのか。

不思議だなって思います。今回は携帯を題材とした作品が故に何か奥深いものを感じました。


うちのばあちゃん。
一緒に農作業して俺が一人でやってると心配そうに見てたり。
床の間でじいちゃんとばあちゃと、昼寝したり。
母が出掛けて留守のときは昼飯に夏でも冬でもソーメン。餃子。米を出してくれて。
何かあると2階にいる俺に1階から『ゆーた!ゆーた?』って声かけてくれて。
俺が夜遅くに帰って来て、風呂場までの間にあるじいちゃんばあちゃんの部屋の前を通ると『遅いじゃんけ、早く寝ろしね』ってふすま越しに声かけてくれて。
俺が出掛けようとすると『どこいくずらか?早く帰ってこーし』って心配してくれて。

あたりまえなんだよ。毎日が。うざいなって思ったこともある。

でもね、今は感謝してる。何気ないことが幸せ。
ありがとう。

いつだろうな、俺がおばあちゃんの手でかいね。働き者の手だね。って言ったな。
そしたら、細かい作業は苦手。でも、誰よりも大きな手で雄太を抱き締めれたよ。って。

そんときは、笑って、ありがとうって言ったけど。

今は、なんだよ!泣けんじゃねーか。

おばあちゃん、おじいちゃんが先にいってまってるから寂しくないよね。
おじいちゃん待っててくれたかな?

ばあちゃんが亡くなった日の夜三女と電話したんだけど、こないだ生まれた娘が寝ないんだよね。ずっと目を見開いててさ。なんだろ?早く寝てくれないかな。って言ってた。

俺は一昨年おじいちゃん亡くなってからすぐくらいかな?昔から使ってたおじいちゃんの髭剃りの音が耳の奥の方から聞こえてきた。音と言うか骨に伝わってきたって感覚。

きっと、おじいちゃんもおばあちゃんも愛する我が家へ帰ってきたんだよね。

おじいちゃんもね、おばあちゃんもね、俺が東京で役者やってて頑張ってて、格好いいんだ!って看護婦さんに自慢げに話してくれてたみたい。口数がさほど多くないおじいちゃんがそんなこと言ってたなんて驚いた。
おばあちゃんも俺のこと看護婦さん話してくれてたみたい。なんか恥ずかしいけど自慢の孫になれてたのかな?そうなれてたらいいな。

いままで本当にありがとう。

と、皆様への謝罪が長々とすみません。



で、あと今日飯を食べてた時の話もしたくて(笑)
もう少しお時間お付き合いください。

とある定食屋に入りまして。
ご飯を食べていたら、斜め向かいに、背の低い小さくて腰の曲がったおばあちゃんが一人でカウンターに座りました。注文は『餃子とご飯』。
それを見て、とてつもなくおばあちゃんに会いたくなりました。
俺は先に店を後にしました。
ほかに買い物があり、その用事を済ませ、また店の前を通ると、先程のおばあちゃんがキャリーのついたおばあちゃんがよく押してる車?を一生懸命に押してました。しかし、タイヤが引っ掛かっていて前に進んでません。『タイヤ直しますね』って声かけて立ち去ろうとしたんですが、なんか話したくて『おばあちゃん家近く?送ろうか?』って言ったら、ありがとうと言ってくれたので一緒に帰りました。
うちのばあちゃんも餃子とご飯好きでねっとか話したりしました。おばあちゃんが亡くなったことも話しました。

不審に思われたくなかったので、家につく前に『初対面ですし家を教えたら危ないですよw』って俺から言い。その場で見送りました。

おばあちゃんのことは詳しくは書きませんが、今はお一人で寂しいようで話せて楽しかった。と言ってくれました。

そして、『少しここで待っててと言い』家から何か握りしめて戻ってきてくれました。
年金だから沢山はあげれないけど、お礼と言って500円をくれました。
これで餃子とご飯食べてね。って。
気持ちだけいただこうと思ったんですが、いいの。って仰ってくれたのでありがたくいただくことにしました。

嬉しかった。自分が生きるのも大変なのに他人を思ってくれる。これで餃子とご飯食べてねって泣けるよ😢

うちのばあちゃんも年金だから沢山はあげれないから。って口癖?謳い文句?(笑)そう言って小銭くれてたな。思い出してって胸が熱くなりました。


その一瞬一瞬は一瞬で過ぎ去ってしまう。
でも、その一瞬を大切に思い続けることが人間にはできる。そしたらそれは一瞬ではなくなり、想い出になる。


大切な時間を、幸せな愛をありがとう。


長々と言いたいことも纏まってなくて、とりあえず思ったこと書いて、文才ないし読みづらかったのにここまで読んでくれてありがとう⭐