小4の3学期、何故か布団から出られなくなり、


不登校が始まった。パニックだった‥のは私。


両親が商売で忙しく、学校に育ててもらった私。


「学校に子どもが行けない」


全く知らない言語で話しかけられたような‥


未知で不安と混乱と孤独感‥それも、私。


時が経ち、今では元気になった娘が


不登校になるずっと前、未就学の頃のお話。


不登校になり立ち止まり、


よくよく振り返ってみると、


不思議だなーと思ったお話を


ちょっとだけシェアしてみますね。


幼稚園ではプールが苦手。「学校はもっと深いの?じゃあ、学校行くのやめとく」

「大丈夫だよ。プールは無理して入らなくていいからね。」「‥」学校は怖いところ?


「ママの夢はなあに?」

「子どもを2人産むことだから、叶ったよ!」

「そうじゃなくて、本当は何になりたかったの?」「えーと?何だっけ?お店を開くことかな?」‥10年経ったいま、カフェを開いています。


「♪トキメキを忘れないでねー♪」

お決まりの作詞作曲の鼻歌は‥私へのメッセージ?


「ママの好きなキャラクターは何?」

「妖精かな。ティンカーベルに憧れる^_^」

娘はオラクルカードにハマって、毎日妖精達からメッセージをもらって、元気になりました^_^


妊娠前、いつも小馬鹿にする両親が孫(長男)にも「ママは本当にダメだなぁ」と吹き込み、無視してもやっぱり辛く「私を助けてくれる人が欲しいな」と思っていたら、大好きだったおばあちゃんと仕草のよく似た娘が産まれた^_^ 

口の濯ぎ方、力持ちなところ、穏やかなところ、ヨチヨチ寄ってきて私をハグして‥小さな手で肩をトントン‥してくれるところ。


リカちゃんで家族ごっこをしていると

「私はカズコね。ママはヨシミちゃんね」

うっ!ネーミングが古風だ!キラキラネームじゃないのね?昭和でも私より少し前の世代の方に多い名前では?前世は‥やっぱりおばあちゃん?


祖母は畑仕事の合間に行商をする働き者。友達も多く高齢までずっと幸せだった。腰が曲がったシワシワの小さなおばあちゃんが、時々私のヒールの靴を履こうとしてた。

「オレにも履けるな」

「そうだけど、危ないよ笑」

まさか本気じゃないよね?家族は笑ったけれど、おしゃれなんか出来ない時代を駆け抜けて、夫や子どもや孫のために捧げた人生だった。きっと私たちが羨ましかったんだろうけど、嫌味を言ったり、嫉妬から叱ったりとか、しない人だった。

「なり(服装)作るのが上手いなぁ」

いつもニコニコしてた。

もし娘が祖母の生まれ変わりなら‥金髪、5センチのネイル、ダメージジーンズ、ファストファッションを、今めちゃくちゃ楽しんでいる。

‥良いな^_^


働くのが好きなおばあちゃん。膝を痛めてから引きこもりがちになり、認知症になった。明るいおばあちゃんが泣いてばかりだった。寄り添って話を聞いてあげられたら良かったのかな‥当時の私にはどうすることも出来なかった。

今は、傾聴を習ったり、不登校や精神的ダメージから困っているママの助けになったら良いなと思って親の会に参加している。困って泣いている人を笑顔に出来たら。私の最大の喜びがここにある気がする。


娘が小さい頃、幼稚園の帰りにたんぽぽを摘むような毎日があった。幸せだったな。仕事から帰って一緒に買ってきたお惣菜を「おいしいね♪」って食べた毎日も。とっても幸せだった。


「ないものねだりばっかりするな!」

という母に反発して

「無いから欲しいんじゃん!」

と高校生の私は言った。

『今ある幸せを「あぁ、幸せ」って気付ける心』

『人が持っているものが羨ましいから、人に認められたいから取りに行くのではなく、心から欲しいもののために内発的に行動する』

当時高校生だった私も、娘が不登校になる前の私も、頭ではわかっていたけれど、そういう心は持っていなかった。


娘が小さい頃からたくさんの不思議なメッセージをくれていたこと。そこに気付いたこと。

ないものねだりばかりで、自分が本当に叶えたい夢に気付いて進むことが無かった今までの自分。そこにも気付いたこと。


そこから「ないものねだりばかりしていると、本当の夢は叶わないかもしれない。でも、今あるもののありがたさ、幸せ、大きな価値に気付いて心から喜び感謝していると、ねだっていた『無いもの(満たされない心を本当に満たしてくれる未来)』がサラッと手に入ったりする」


そんなことを実感する、2023年だった。

娘と息子と夫と、周りの皆さんに、感謝しても仕切れない!

この長いブログを読んでくださった貴方にも、

心からの感謝の気持ちでいっぱいです♪

次は、きっと貴方の夢が叶う番です。

だから偶然、このブログを読んでいらっしゃいませんか?

「子どもが不登校になってくれて良かった」

心からそう思えます。

「宝探しが始まるよ!楽しみにしてて!」

不登校の親の会の何人かの代表の方に、異口同音に言われたことを思い出します。

貴方もきっとそうなりますよ♪

お楽しみに^_^